安倍首相が3党合意の法律通り来年4月から消費税を
3%増税することを表明しました。
近くで見ていて、首相は熟慮に熟慮を重ねた上での
決断であったろうと察します。アベノミクスが奏功し、
この景気回復の基調を最も崩したくないと考えている人が
安倍首相自身なのですから、今回の増税判断は大局観に立っての
乾坤一擲の判断であったろうと思います。
経済対策を5兆円に引き上げたのもその決意の表れでしょう。
これからは経済対策を遅滞なく果断に行い、消費マインドを
冷え込まさないようにすることが重要であり、デフレ克服に
向かう政府与党と、それを批判するマスコミ、野党のどちらが
国民の信を得るかというせめぎあいになると思います。
方向性は決まりました。あとはデフレ脱却をやり切ることです。
自民党の真価が試される秋の臨時国会が15日から始まります。