日本郵政グループ女子陸上部。左から柴田千歳、鈴木亜由子、高橋昌彦監督、藤田千尋、佐々木明花=東京都千代田区で
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日本郵政グループは1日、東京都内で女子陸上部の創部発表会見を開いた。初代監督には、有森裕子さんや高橋尚子さんらメダリストを育てた高橋昌彦さんが就任し、「駅伝で頂点を目指し、世界で勝負できる選手を育てたい」と抱負を述べた。7月のユニバーシアードで1万メートル金メダルの鈴木亜由子(名大)、佐々木明花(愛知・岡崎城西高)、関根花観(同・豊川高)ら5選手が来春に入社し、始動する。
同社初のスポーツ部で、「手紙を届ける郵便」を元に「たすきをつなぐ駅伝」を中心に活動する。午前中に仕事をし、午後に練習に励む社員選手となる。
名大経済学部4年の鈴木は「実家は米屋です。消費量が減ってますが、エネルギーになるので食べてください」と笑いを誘って自己紹介をし、「5000、1万(メートル)で力を付けて将来的にはマラソンを考えたい」と初々しく語った。 (占部哲也)
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