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【ゴルフ】

先週V川村に祝福の声続々

2013年10月2日 紙面から

 第44回コカ・コーラ東海クラシック(優勝賞金2400万円)が3日、愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部西コース(7315ヤード、パー72)で開幕する。練習日の1日は多くのプロが調整のため姿を見せたが、この日の主役は前週のパナソニックオープンで初優勝した川村昌弘(20)=マクロミル=で、先輩プロたちから「まーくん」と呼ばれ、祝福攻めにあった。

 三重県四日市の自宅から1人で車を運転して三好入りしたのが昼前。大会の出場受け付けを済ませてパッティンググリーンに川村が現れると、プロたちが次から次へと祝福にやってきた。

 「まーくん、おめでとう」の声。中には「よっ、まさヒーロー」と昌弘(まさひろ)の名前を引っかけて呼ぶ選手もいたが、ほとんどの選手が「まーくん」と呼ぶ。いつも笑顔を絶やさない川村は、いつの間にかこわもてのプロたちから「まーくん」と呼ばれ、かわいがられていた。

 7歳年上の選手会長、池田勇太(27)が握手を求めてきて「なんか、オレより上にいっちゃいそうだな」と祝福すれば、藤田寛之(44)は「ついに世代交代の時期がやってきたかな」とポロリ。日ごろは辛口の谷口徹(45)も祝福の声を掛けていた。

 「優勝したからって何も変わりませんが、こんなに祝福してもらえるなんて」と川村は大感激。昨年の大会は最終日、1打差、2位タイの最終組で回った川村は大崩れし、落ち込んだ。あれから1年、まーくんは痛みを経験に変え、完全に立ち直った。「悔しい思いをした昨年のリベンジを地元のファンに見せられるよう頑張りたい」

 高卒2年目の20歳のまーくんだが難コースであればあるほど力を発揮する技を身に付けている。三好が難度を増せば連勝も平気でやっちゃうかもしれない。 (児玉光雄)

 

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