公開聖書講演35:No.2【あなたは終わりの日を生き残る者となりますか?】
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公開聖書講演:
No.2【あなたは終わりの日を生き残る者となりますか?】 2013-7/21 Ni/Syo Ka.Ni 自動車を運転している時、、、「スピード落とせ!」や「歩行者注意!」の看板が立っているのを目にする。 これは一種の警告となっている。 交通標識、信号、警告に従うなら、命が助かる。 薬品、危険物の容器に警告が書かれている。この警告に留意する事により、命が助かる。 聖書にも警告がある。 聖書を無視する事は危険。 あなたとあなたの愛する人はどうだろうか? この点で、西暦1世紀のユダヤ人を考える事が出来る。 当時のユダヤ人は、1世紀の終わりの日を生き残る事に関心があった。 バプテストのヨハネ、イエス、イエスの弟子達は、ユダヤ人に警告していた。 ルカ19:43,44 43あなたの敵が,先のとがった杭で+まわりに城塞を築き+,取り巻いて+四方からあなたを攻めたてる+日が来るからであり,44 彼らは,あなたとあなたの中にいるあなたの子らを地面にたたきつけ+,あなたの中で石を石の上に残したままにはしておかないでしょう+。あなたが自分の検分されている時を見分けなかったからです+」。 イエスは、ユダヤ人たちが敵(ローマ軍)によって、滅ぼされる事を警告している。 その理由として、ユダヤ人達は警告に注意しなかった為、滅びた。 西暦1世紀の出来事を調べて、そこから、私達に対する教訓を学ぶ。 ユダヤ人達は、警告を知っていた。 エホバは、ユダヤの終わりを明確に予告していた。 ダニエル9:25 25 そして,あなたが知り,また洞察するべきことであるが,エルサレムを修復して建て直せ+という言葉が発せられてから+指導者+であるメシア*+までに,七週,そしてさらに六十二週があるであろう+。それは元どおりにされ,公共広場や堀と共にまさしく建て直されるが,それは苦境の時になされるであろう。 7週と62週がある。合計69週。 エホバは、ユダヤ人の終わりをメシアと結びつけて警告している。 26,27節を見ると、荒廃、絶滅という言葉がある。 ユダヤ人達は、メシアが救いにくる事を期待していた。 そして、メシアは西暦29年にきた。 ダニエル9:26,27 26 「そして,その六十二週の後にメシア*は断たれる+。自らのためには何も*持たないであろう+。 「そして,その都市と聖なる場所+とは,やって来るひとりの指導者の民がこれを滅びに至らせる+。それで,その*終わりは洪水によるものとなる。そして,終わりに至るまで戦争がある。定められているものは荒廃である+。 27 「また彼は多くの者のために*一週のあいだ契約+の効力を保たねばならない*+。そして,週の半ばに,彼は犠牲と供え物とを絶えさせる+。 「また,嫌悪すべきものの翼*の上には,荒廃をもたらす者がいるであろう+。そして,絶滅に至るまでは,定められている事柄が,荒廃に横たわるもの*の上にも常に注ぎ出される*であろう+」。 ユダヤ人達は、終わりの日に入っている事を当然、悟るべきだった。 マタイ23:37,38 37 「エルサレム,エルサレム,預言者たちを殺し+,自分に遣わされた人々を石打ち+にする者よ+―わたしは幾たびあなたの子供たちを集めたいと思ったことでしょう。めんどりがそのひなを翼の下に集めるかのように+。しかし,あなた方はそれを望みませんでした+。 38 見よ,あなた方の家+はあなた方のもとに見捨てられています+。 イエスは、ハッキリとユダヤ人の事物の体制が滅びる事、そして、警告を与えている。 マタイ24:1〜8 [1〜6節は省略。 ブログの許容文字数の関係上。] 7 「というのは,国民は国民に+,王国は王国に敵対して+立ち上がり*,またそこからここへと食糧不足+や地震+があるからです。 8 これらすべては苦しみの劇痛の始まりです。 食料不足、戦争が起きる事が予告されている。 マタイ24章で、イエスが述べた事柄は、ペンテコステの日。 ペテロは、使徒2章で、ペンテコステの事について書いている。 使徒2:12 12 確かに,彼らはみな非常に驚き,また当惑して,「これはどういうことなのか」と互いに言い合った。 人々は、ペテロに尋ねている。 それに答えて、ペテロは、16,17節で、、、 使徒2:16,17 16 それどころか,これは預言者ヨエルを通して言われた事柄です。 17 『神は言われる,「そして終わりの日に,わたしは自分の霊*の幾らかをあらゆるたぐいの肉なる者の上に*注ぎ出し+,あなた方の息子や娘たちは預言し,あなた方の若者たちは幻を見,老人たち*は夢を見るであろう+。 ペテロは、その時代が終わりの日に入っていることを示している。 エホバ、イエス、ペテロの予告。 ⬇ ユダヤ人達は行動して生き残るべきであった。 西暦66年に、ケスティウス・ガルス将軍の軍隊がエルサレムに来る。 そして、一度、撤退する。 西暦70年、ローマ軍は、再び戻ってきて、エルサレムを包囲した。 今度こそ、終わりの日となった。 多くのユダヤ人は、終わりの日の預言を無視した。 ユダヤ人達は、預言に対して行動すべきであった。 ここで、幾つかの質問を考える。 1世紀に起きた事は、今日にも当てはまる出来事だろうか? この質問について考える。 マタイ24章の記述、、、つまり、イエスの述べた出来事は、小規模に成就していた。 しかし、世界的な規模の戦争、また、マタイ24:14節に記されてある、全地で宣べ伝える業。 1世紀当時、これらはまだ残っていた。 また、啓示6章に記されている、貪欲や不正、戦争、、、。 マタイ24章や啓示6章の詳細は、一致があり、イエスの述べた事柄は、さらに将来、見られる事になる。 では、マタイ24章の2回目の適用はいつだろうか? マタイ24章は、今日、主要な成就を見ている。 二度の世界大戦、食糧不足、地震、宣べ伝える業。 これらは、今、見られていると、エホバの証人は理解している。 そして、、、、 終わりの日は、私達にとって何を意味しているか? という質問がある。 テモテ第二3:1〜7 しかし,このことを知っておきなさい。すなわち,終わりの日には+,対処しにくい危機の*時代が来ます+。 2 というのは,人々は自分を愛する者,金を愛する者,うぬぼれる者,ごう慢な*者,冒とくする者*,親に不従順な者+,感謝しない者,忠節でない者+, 3 自然の情愛を持たない者+,容易に合意しない*者+,中傷する者*+,自制心のない者,粗暴な*者+,善良さを愛さない者+, 4 裏切る者+,片意地な者,[誇りのために]思い上がる者+,神を愛するより快楽を愛する者+, 5 敬虔な専心*という形を取りながら+その力において実質のない者+となるからです。こうした人々からは離れなさい+。 6 こうした人々の中から,[あちこちの]家族の中にそれとなく入り込み*+,罪の荷を負った弱い女たちをとりこにして連れ去る者が出るのです。[その女たちは,]さまざまな欲望に引かれ+, 7 常に学びながら,決して真理の正確な知識に達することができないのです+。 終わりの日には、対処しにくい危機の時代がくる。 自称クリスチャンや背教が起きる。 この預言、、、これは、本当に今の時代に当てはまると言えるのか? イエスの語られた例えを考える。 それは、小麦と雑草の例え。 マタイ13:24〜30 24 [イエス]は彼らに別の例えを示してこう言われた。「天の王国は,自分の畑にりっぱな種をまいた人のようになりました+。 25 人々が眠っている間に,その人の敵がやって来て,小麦の間に雑草*をまき足して去りました。 26 葉が生え出て実を生み出すと,その際に雑草も現われました。 27 それで,その家あるじの奴隷たちがやって来て言いました,『ご主人様,畑にはりっぱな種をおまきになったのではありませんでしたか+。それなのに,どうしてそこに雑草が生えてくるのでしょうか+』。 28 彼は言いました,『敵である人がそれをしたのだ+』。彼らは言いました,『では,わたしどもが行ってそれを集めることをお望みですか』。 29 彼は言いました,『いや。雑草を集めるさい,小麦も一緒に根こぎにすることがあってはいけない。 30 収穫まで両方とも一緒に成長させておきなさい。収穫の季節になったら,わたしは刈り取る者たちに,まず雑草を集め,焼いてしまうためにそれを縛って束にし+,それから,小麦をわたしの倉に集めることに掛かりなさい,と言おう+』」。 小麦と雑草、、、。 収穫の時まで、両方、成長させる。 マタイ13:37〜 37 [イエス]は応じて言われた,「りっぱな種をまく者は人の子です。 38 畑は世界です+。りっぱな種,それは王国の子たちです。それに対し,雑草は邪悪な者+の子たちであり, 39 それをまいた敵は悪魔です+。収穫+は事物の体制*の終結*+であり,刈り取る者はみ使いたちです。 40 それゆえ,雑草が集められて火で焼かれるのと同じように,事物の体制の終結のときにもそのようになります+。 イエスは、この例えを詳しく説明している。 「立派な種」は、油注がれたクリスチャン。 「雑草」は、邪悪な者たち。(偽クリスチャン) 十分に成長する事を許される。 収穫の時まで放置される。 収穫のときには、容易に見分けがつくようになる。(真のクリスチャンと自称クリスチャン) この邪悪な体制の集結の時、この終わりの日に収穫がなされる。 講演の主題は、【あなたは終わりの日を生き残る者となりますか?】というもの。 ペテロ第二3:3,4 3 というのは,あなた方はまずこのことを知っているからです。つまり,終わりの日には+あざける者*たち+があざけりを抱いてやって来るからです。その者たちは自分の欲望のままに進み+, 4 「この約束された彼の臨在*はどうなっているのか+。わたしたちの父祖が[死の]眠りについた日から,すべてのものは創造の初め以来と全く同じ状態を保っているではないか+」と言うでしょう+。 西暦70年の時もそうだが、あざける者が、この終わりの日には多くいる。 ペテロ第二3:10,11 10 しかし,エホバ*の日+は盗人のように来ます+。そのとき天は鋭い音とともに+過ぎ去り+,諸要素*は極度に熱して溶解し*+,地+とその中の業とはあらわにされる*でしょう+。 11 これらのものはこうしてことごとく溶解するのですから,あなた方は,聖なる行状と敬虔な専心のうちに, 聖なる行状、敬虔な専心によって生き残る。 聖なる行状は、高い行動が求められる。 敬虔な専心は、王国の業に熱心にあずかること。 私達は、今、終わりの日が来る事を信じ、熱心に宣べ伝えているだろうか? 私は今、終わりの日であることが現在と将来の生活にどのように影響するだろうか? と自問できる。 少し、例で考えてみよう。 ここにコップと水がある。 ⑴コップにほんの少し水を入れる。 降ってもこぼれない。 ⑵コップに6分目の水を入れる。 振ってもこぼれない。 ⑶コップに7分目の水を入れる。 あまり振ると水がこぼれる。 ⑷コップに、8分目、9分目と水を注ぐ。 少し降ると、水がこぼれる。 ⑸これ以上、水を入れて、表面張力を超えると、、、水はあふれてしまう。 水が溢れてしまうといけないので、私が飲む。 (笑)^_^ ^_^ ^_^ コップの中にある水は、心の中にあるもの。 それが、霊的なもので溢れているなら、良い実を結ぶ。 雑誌をたくさん読んでいる。 ⬇ 「区域でこう宣べ伝えたい。」という言葉が出るかもしれない。 この世のもの、、、儲かりそうな儲け話、それが、心の中に表われるなら注意が必要。 イエスの言われたように、自分の心を確かめる。心の状態をいつも確かめる。 結びに、ペテロ第二3:14を読んでみる。 ペテロ第二3:14 14 それゆえに,愛する者たちよ,あなた方はこれらのものを待ち望んでいるのですから,最終的に汚点もきずもない+,安らかな者として見いだされるよう力を尽くして励みなさい+。 私達は、今でも、驚くほど豊かな祝福を得ている。 自分の行動、態度を吟味し、明確な行動をとる。 そして、終わりの日を生き残る。 ここにいる皆さんが、終わりの日に堅く立ち、生き残る者となるよう、努力してまいりましょう。 iPhoneからの投稿 |