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最高齢サル 大分市内で保護10月1日 21時4分
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大分市の高崎山に生息するサルの群れのトップで、先月から姿を見せなくなっていた最高齢のオスザル「ベンツ」が1日朝、山から6キロほど離れた市街地にいるところを保護されました。
「ベンツ」は、およそ1400頭のサルが餌付けされている大分市の高崎山自然動物園の2つある群れのうちの一方のトップで、推定35歳、人間なら100歳を超える最高齢のオスザルです。
60年前に動物園が開園して以来、2つの群れでトップになった唯一のサルとして最も人気がありましたが、先月13日を最後に餌場に姿を見せなくなり、動物園で探していました。
そして1日午前、高崎山から東に6キロほど離れた市街地で見つかり、大分市の職員に保護されました。
「ベンツ」は比較的元気な様子で、与えられたピーナッツをむしゃむしゃと食べたということです。
動物園によりますと、「ベンツ」が高崎山から離れた場所で見つかったのは、みずから群れを離れたか、高齢のため群れについていけず道に迷った可能性が考えられるということです。
高崎山自然動物園を管理する大分市高崎山管理公社の田中雄三事務局長は「元気な状態で見つかってほっとしている。元の群れに戻れるかどうかは分からず、今後の対応は観光課などと話し合って決めたい」と話しています。
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