NMB山本彩　掟破りの「下ネタ」暴露の理由

「ＮＭＢ４８」チームＮキャプテンの山本彩

“なにわの爆弾娘”の誕生か――。アイドルグループ「ＮＭＢ４８」チームＮキャプテンの山本彩（２０）が下ネタを暴露し、にわかに注目を集めている。準レギュラーを務める新番組「ワケあり！レッドゾーン」（読売テレビ系）の公開収録（１３日、東京）でも他のメンバーのタブーを大公開。ここには山本なりの計算もあるというが…。

「ブラジャーをせずに（乳首に）ばんそうこうを貼ってライブに出るんです」

　なんともなまめかしい想像をかき立てるマル秘プライベートを笑顔でサラリと公開したのが山本だ。この「ブラジャーせずに…」はＮＭＢ谷川愛梨（１７）についてのことのようだが、ここまでの大っぴらな下ネタには、同番組の司会を務める「ライセンス」藤原一裕（３５）、井本貴史（３５）もビックリだった。

　アイドル界で下ネタ発言は当然タブー。山本の暴露のウラには何が？

「もともと、彼女は大阪出身なのにトークが下手と指摘されていた。正確に言えば『大阪』での仕事では吉本芸人も認めるほど軽妙にしゃべれるけど、『東京』に足を運ぶと途端にしゃべれなくなる。東京で仕事して大阪に帰るたび『はぁ…。またダメだった』と肩を落としてます。要は内弁慶なんです」（テレビ関係者）

　関西メディア関係者によれば「ＮＭＢ４８劇場では小笠原茉由（１９）と並んでトークがおもしろい。ボケ役で笑える」という。

　関西圏で絶大な人気を誇る山本の知名度も、全国に拡大。第５回選抜総選挙（６月８日）では１４位に滑り込み、初の選抜メンバー入りを果たした。“ＮＭＢのシンボル”として期待を背負っている。

　だからこそ、自身の殻を打ち破ろうとトークを磨いているわけだ。

　例の総選挙の時も歓喜の涙を流しながら「（ＡＫＢメンバーと番組で共演しても）『借りてきた猫みたいになる』と言われた。変えられない自分にも腹が立っていた。猫かぶりは卒業して、野獣のように選抜のみなさんに食らいつきたい」と力強くスピーチ。ＡＫＢ総監督の高橋みなみ（２２）には「もっと自分を出していいんだよ」と助言されているという。

　前出のテレビ局関係者は「ケンドーコバヤシや陣内智則といった仲の良い吉本芸人のトークをひそかに勉強したり、お笑いのＤＶＤを熱心に見ているそうです」。

　今回の同僚メンバーの下ネタ公開も、東京での“反攻宣言”といったところだろう。「楽屋で下着姿で歩いている」とささやかれるＡＫＢグループだけに、山本のメンバー暴露トークはどこまで進むのか。