サンケイスポーツ 9月19日(木)7時0分配信
AKB48第4回じゃんけん大会(18日、東京・日本武道館)AKB48の34枚目シングル選抜メンバーを決める「第4回じゃんけん大会」が18日、東京・日本武道館で行われ、AKB3期生同期で親友の渡辺麻友(19)と柏木由紀(22)が、2回戦シード枠でいきなり激突した。序盤最大の見せ場となった人気メンバー同士の対決は、渡辺がパーで勝利。勢いに乗ったまゆゆだが、次戦で、この日初の選抜入りを決めた“伏兵”、AKB48研究生の土保瑞希(16)にあっけなく敗れた。
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勝負はまさに一瞬だった。
柏木は、過去のじゃんけん大会13回の出し手の中で1回しか使ったことのないグーで勝負。唯一出した昨年の大会で、SKE48の木本花音(16)を倒した“必殺技”だったが、渡辺が出したのはパー。
一瞬の静寂の後、両手でガッツポーズした渡辺とは対照的に、柏木は悔しそうに目をつむり、両手をほおにあてた。
ともに、2006年の「第3期AKB48追加メンバーオーディション」で合格し、翌07年、チームBのメンバーとしてデビューした仲。当初、渡辺は柏木をフルネームで呼んでいたが、09年にAKB48のチームの組み替えが行われた際、同期でチームBに残ったのは2人だけ。そこから一気に距離が縮まった。
渡辺は、3歳年上の柏木を“ゆきりん母さん”と呼ぶようになり、柏木も渡辺を“娘”のようにかわいがるように。ファンの間でも“まゆゆきりん”として浸透し、昨年8月、渡辺がチームAに異動することが発表されたときは、2人で号泣。
その後は、それぞれのチームで奮闘し、柏木は今年2月に「ショートケーキ」でソロデビュー。渡辺も同月発売したAKB48の30枚目のシングル「So long!」で表題曲初のセンターを担当するなど、互いに成長した中での、この日の対決だった。
対戦直前、金髪メガネに白衣をまとって登場した渡辺は「同期だからって容赦しないぞ」と宣戦布告し、巫女姿の柏木は「1回戦でまゆゆと当たったのも何かの運命。ここは全力で戦い、勝ちたい」と応戦。
自分が勝てば、親友が落ちる−。互いに辛い戦いとなったが、最後はすがすがしい笑顔で見つめ合った。ここで大きく運と気力を使い果たしたのか、渡辺は続く土保との対決で一発目にグーを出すも、あえなく敗れ去った。
最終更新:9月19日(木)11時54分
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