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【大リーグ】

レイズが2年ぶりにPS進出 エースが抑え、4番が決めた

2013年10月2日 紙面から

◇レイズ5−2レンジャーズ

 WCによるPS進出争いで常に優位に立ちながら正念場の終盤に連敗。まさかの“163試合目”でようやくPS進出を果たしただけにレイズナインの喜びもひとしお。

 ジョー・マドン監督(59)も「この試合に勝ったことが私たちがどんなチームかを物語っている」と感慨深そうに語り、完全アウェーの中でPS行き切符をもぎ取った“孝行息子たち”を頼もしそうに見つめた。

 エースが抑え、4番が決めた。先発左腕デービッド・プライス(28)は9イニングを7安打2失点。何度も得点圏に走者を背負いながら傷口を最小限にとどめ、「直球が走り、チェンジアップも有効だった。第一集中して投げられていたからね」と胸を張った。けん制で2度、一塁走者を刺すなど冷静さも光る。昨季サイ・ヤング賞投手の面目躍如だった。

 打ってはエバン・ロンゴリア三塁手(27)が2点弾を含む3安打の活躍。「こんな四面楚歌(そか)の中で勝って帰れるなんて、ドラマみたいな結末だね」。レイズは昨オフ、ロンゴリアとの契約を2022年まで延長した。それだけの価値があるところを大一番で立証してみせた。

 「投打がかみ合った今季のベストゲーム。自信をもってクリーブランドに行ける」と同監督。悲願の世界一へ。その旅はまだ始まったばかりだ。

 

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