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ジンバブエ ゾウ90頭が毒殺
10月2日 7時58分

象牙を狙ったゾウの密猟が横行するジンバブエで、少なくとも90頭のゾウが毒殺されているのが見つかり、地元の警察は象牙を隠していた密猟者9人を逮捕しました。

アフリカ南部ジンバブエのワンゲ国立公園で、少なくとも90頭のゾウが死んでいるのが見つかり、中には白骨化しているものもありました。
ジンバブエ政府によりますと、一帯には猛毒のシアン化合物がまかれていたということで、ゾウは毒殺されたとみられています。
警察は、公園内に象牙を隠していた密猟者9人をこれまでに逮捕して調べています。
ゾウの生息数が多いことで知られるジンバブエでは、象牙を狙ったゾウの密猟が横行していて、象牙の国際取り引きはワシントン条約で原則禁じられていますが、密猟された象牙はアジアなどに販売されていたとみられるということです。
ジンバブエ政府は対策を強化していますが、密猟が後を絶たず、今回、90頭ものゾウが毒殺されるという過去最悪の密猟事件となったことに、地元では衝撃が広がっています。

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