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イベント

Pre-G8 Summit Conference 2008を開催しました

開催日時:2008年7月3日(木)
開催場所:マンダリンオリエンタル東京

 国際公共政策研究センターでは、「Pre-G8 Summit Conference 2008: Global Challenges, Global Environment, G8 Innovations −世界の直面する危機:地球環境とグローバルガバナンス−」 と題したシンポジウムをカナダのシンクタンクであるCentre for International Governance Innovation、G8 Research Groupと共同で開催し、会員企業のみならず、有識者、報道関係者等から200名を超える方々にお越しいただきました。

 午前の部では、洞爺湖サミットで福田総理のシェルパを務められる河野雅治 外務審議官(経済)による基調講演に始まり、セクションTでは「グローバルガバナンスの強化」をテーマとして、カナダや米国、フランスなどの国外からのスピーカーの方々によるラウンドテーブル形式で開催し、現在の世界の抱える問題や課題とG8の役割や今後のG8の方向性などについて議論を行いました。
 セクションUでは「経済・金融におけるガバナンス・イノベーション」と題して、現在の世界経済の情勢を踏まえた今後の展望について、山本謙三 日本銀行理事を初めとした4名にご講演いただききました。

 午後の部では、「地球温暖化抑制に向けたチャレンジ」をテーマに地球温暖化・環境問題に焦点を当てたセクションVを開催し、当センター顧問の小泉純一郎 元内閣総理大臣に環境問題に関して基調講演をいただくとともに、現在の政局についても触れていただきました。
 濱崎博 当センター主任研究員による洞爺湖サミットにおける環境問題の争点や、今後の方向性に関する講演を挟んで、現在の環境問題における課題をテーマとした二つのパネル・ディスカッションを実施しました。
 一つ目は「地球温暖化防止と原子力発電」をテーマとして、原子力発電の地球温暖化防止への効果や役割、世界の原子力発電所建設の動きなどについて、勝俣恒久 東京電力取締役会長、庄山悦彦 日立製作所取締役会長、ジョン・カートン G8 Research Group代表に議論いただききました。
 二つ目は、「クールアース50実現のための革新的技術開発に向けて」と題して、2050年に温室効果ガスを50%削減するために不可欠な革新的技術の開発に向けた取り組み、課題等について薬師寺泰蔵 内閣府総合科学技術会議常勤議員、秋草直之 富士通取締役相談役、エラ・ココティス G8 Research Groupリサーチディレクターに議論いただきました。

 閉会挨拶では、アンドリュー・クーパー CIGI副代表から、日本の産官からのスピーカーの方々にご参加いただいた事、また当センターとの共催への感謝の言葉をいただくくとともに、田中直毅 当センター理事長からは今後とも継続的に連携していくことで、更なるシンクタンクとしての発展をしていきたい、という言葉をもって閉会しました。

 多くの方にご参加いただく中で、現在の世界情勢や北海道・洞爺湖サミットで議論されるテーマに関する幅広い意見や議論が行われ、非常に好評を博したイベントを開催することが出来ました。

当日のパンフレットはこちらから



田中理事長による開会挨拶

午前の基調講演をされる河野外務審議官

セクションTの模様

セクションUの模様

午後の基調講演をされる小泉元総理

研究報告を行う濱崎 当センター主任研究員

パネル・ディスカッションTの模様

パネル・ディスカッションIIの模様

閉会挨拶を行う田中理事長とアンドリュー・クーパー CIGI副代表

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