アップル株2%高、CEOにアイカーン氏が自社株買い推奨
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日の米株式市場で、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の株価が上昇している。著名投資家のカール・アイカーン氏が前日にティム・クック最高経営責任者(CEO)と夕食を共にし、自社株買いを強く勧めたことを明らかにしたことが材料となっている。
午後中盤の取引でアップル株は前日終値比約2.2%高の4867.3ドル近辺で推移している。一時は489.14ドルまで上昇した。
「物言う株主」と知られるアイカーン氏はこの日、ツイッターへの投稿で、クックCEOと前日、夕食を共にし「1500億ドル規模の自社株買いを強く推奨した」ことを明らかにした。夕食会は約3時間に及び、アップルのオッペンハイマー最高財務責任者(CFO)も同席していたという。
アイカーン氏は、クックCEOと約3週間後に再び話し合うことで合意したとしている。
クックCEOは1日、ツイッターへの投稿で夕食会について言及していない。
アイカーン氏は1日、CNBCに対し、約20億ドル相当のアップル株を保有していることを明らかにしている。
*内容を追加しました。
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