韓国海軍は13日、慶尚南道巨済市で214型潜水艦「金佐鎮(キム・ジャジン)」(排水量1800トン)の進水式を行った。艦名は、日本軍と戦った独立運動家の名前にちなんだという。同国には、日本の初代内閣総理大臣、伊藤博文を暗殺したテロリスト「安重根」という艦名を持つ潜水艦もあり、反日色を一層強めているようだ。
聯合ニュースなどによると、進水式には朴槿恵(パク・クネ)大統領や、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官らが出席。朴大統領は「われわれの国益と海洋主権を損なういかなる試みも容認しない。国家間で利益が鋭く対立している中、われわれの海を守らねばならない」と語り、島根県・竹島の返還を求める日本などをけん制した。
新艦は乗員約40人で最高速度は時速37キロ。300の標的を同時に捉えることができ、2週間浮上せず水中での作戦遂行が可能という。
韓国海軍は、最新鋭強襲揚陸艦に「独島(竹島の韓国名)」という挑発的な艦名を付けているうえ、同国初のイージス艦は15世紀に日本の対馬を侵略した「世宗大王」の名前にするなど、日本に対する敵意をむき出しにしている。