UPDATE 3-ユーロ圏製造業PMI9月改定値は51.1、3カ月連続で50上回る

2013年 10月 1日 21:20 JST
 
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    [ロンドン/ベルリン/パリ/マドリード/アテネ/ローマ 1日 ロイター] - 
マークイットが発表した9月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は5
1.1となり、速報値と変わらずだった。2年2カ月ぶりの高水準を記録した8月の51
.4からは低下したものの、3カ月連続で節目の50を上回った。
    PMIは50が景況の改善・悪化の節目となる。
    
    販売価格に関するサブ指数は50.3と8月の49.6から上昇。2012年半ば以
来約1年ぶりに50を上回った。
    マークイットは、製造業部門が域内の景気を押し上げており、周辺国にも需要の改善
が見られると指摘した。
    生産指数は52.2で、8月に記録した2年3カ月ぶり高水準の53.4から低下し
たが、速報値の52.1をやや上回った。
    マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏製造業
PMIが3カ月連続で改善を示したことは、リセッション(景気後退)に見舞われてきた
域内経済にとって重要な支援を同セクターが提供しているとの安心感につながる」と指摘
した。
    その上で「楽観し過ぎてはならない。PMIは8月からやや低下した。依然として5
0をわずかに上回る水準にとどまっており、経済はぜい弱な回復の初期段階にある」との
見方を示した。
    
    ユーロ圏は第2・四半期に長期に及んだリセッションから脱却したばかり。来年末ま
で域内総生産(GDP)伸び率は前期比で0.2─0.3%にとどまるとみられている。
    
    イタリアとスペインのPMIは50を上回ったものの、前月からは鈍化。フランスは
引き続き50を下回った。
    ドイツのPMIは引き続き改善を示したものの、前月からはやや低下した。
    コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は、「イタリアは失望感を誘
い、スペインも同様。ドイツはその余波を受けた。つまり実質改善はない」と指摘。
    同氏はユーロ圏について「経済が深い穴から抜け出そうとしていることを示している
」とし、「これが持続するならば素晴らしいが、労働市場の大幅な改善について語るには
時期尚早だ」と述べた。
    
    以下は各国別のPMI。
    
                 9月     9月速報値   前月
    
    <ユーロ圏=マークイット発表>
    製造業PMI指数    51.1      51.1      51.4 
    
    <ドイツ=マークイット発表>
    製造業PMI指数    51.1      51.3      51.8  
    
    <フランス=マークイット発表>          
  製造業PMI指数    49.8      49.5      49.7 
    
                   9月       前月    
    
    <英国=マークイット/CIPS発表>
  製造業PMI指数    56.7      57.1
    
    <イタリア=マークイット/ADACI発表>
  製造業PMI指数    50.8      51.3      
        
    <スペイン=マークイット発表>
  製造業PMI指数       50.7      51.1     
    
    <ギリシャ=マークイット発表>
  製造業PMI指数    47.5      48.7
 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。