絹に関わる物の展示会10月01日 12時19分
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江戸から昭和にかけて養蚕の町として栄えた丸森町で、絹の着物やシルク和紙などの展示会が1日から始まりました。
この企画展は丸森町に住む7人の工芸作家が、かつて養蚕で栄えた丸森町の絹の魅力を広く知ってもらおうと開きました。
丸森町にある郷土資料館 齋理屋敷では工芸作家の作品およそ50点が展示されています。
作品の中には、地元で生産された絹を鮮やかに染め上げた着物や、蚕の繭を小さく切って花びらの形に加工して四季折々の草花を表現した作品などが展示されています。また絹糸から作ったシルク和紙を貼り合わせて富士山などを描いた作品なども展示されていて、訪れた人たちは絹の持つ独特のやわらかな風合いなどをじっくりと鑑賞していました。
訪れた町内の女性は「丸森は養
蚕の町なので、色々なすばらしい作品が見られてうれしいです。これからもずっと続けてもらいたいです」と話していました。
この企画展「シルクフェスタ」は丸森町の齋理屋敷で1日から来月4日まで開かれています。