東スポWeb 9月17日(火)11時29分配信
8月末にAKB48を卒業した秋元才加(25)が来年2月に上演される三谷幸喜氏(52)の舞台「国民の映画」に出演することが決定。女優として独り立ちを目指す秋元にとってはAKB卒業後、初めての舞台となる。
「製作サイドは、昨年の出演舞台『ローマの休日』での好演など実力を高く評価。配役に元AKBの肩書は関係ない。三谷氏も秋元と対面した際に演技力を評価してました」とは舞台関係者。
すでに前田敦子(22)ら卒業後、女優として活躍中のメンバーもいるが、秋元はある意味で前田以上にAKB48グループの“将来”を担う存在だという。
「“神7”などの人気メンバーではなかったが、グループで抜群の歌唱力を誇り、演技力も認められた存在だった。同期の大島優子が『才能に嫉妬する』と言っていたほど。グループで人気に格差が出てくるのは仕方ないが、“人気より実力”の秋元が卒業後に成功すれば、同じような境遇のメンバーにとって希望の星になる。悩んでいる人気のないメンバーの励みになるでしょう」(芸能プロ関係者)
実際、人気を獲得できずグループ活動に対しモチベーションを低下させてしまうメンバーがいるのも事実。手を抜くことなく努力を続け、人望もあった秋元が成功することはメンバーに大きな影響を与える。
別の出版関係者はこんな裏話を明かす。「秋元自身は『まだAKBにいたい』と思っていたようですが、秋元康総合プロデューサーが面会して“実力がある秋元が卒業して、OGとして後輩たちに活躍する姿を見せてほしい”と思いを伝えたそうです。AKBのコンセプトは『夢をかなえるための養成所や学校』『クラスで10番目にカワイイ女の子』。地道に努力を続けてきた秋元(才加)はコンセプトにピッタリの存在ですから」
卒業会見で秋元は「樹木希林さんのような女優になりたい」と目標を掲げた。周囲の期待に応え、女優として成功することができるか注目だ。
最終更新:9月17日(火)11時55分