映画.com 9月13日(金)8時0分配信
[映画.com ニュース] 東京・渋谷のパルコ劇場40周年を記念し、三谷幸喜氏の舞台「国民の映画」が、2014年2月から再演されることが決定。人気アイドルグループ「AKB48」の元メンバー、秋元才加が新たに出演することがわかった。AKB48卒業後、秋元にとって初舞台となる。秋元のほか、三谷作品初参加の渡辺徹も出演する。
「国民の映画」は、11年に初演が上演され、昨年には第19回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した群像劇。1940年代の独ベルリンを舞台に、ナチスの高官ゲッベルスと、政治に翻ろうされる映画人が繰り広げる、狂乱の一夜に焦点を当てる。小日向文世、段田安則らが再結集する。
秋元は、新進女優エルザ役に抜てきされ、「最初にこのお話をいただいた時『え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?』と驚いてしまいました。三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させていただけるなんて」と恐縮しきり。それでも「AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品ということでいいスタートを切れるように精一杯努力していくつもりです! 共演者の皆様にがむしゃらに食らいつきながらも、たくさん学ばせていただきたいと思います!」と闘志を燃やしている。
「国民の映画」は、14年2月8日〜3月9日の東京・渋谷のパルコ劇場公演を皮切りに、大阪・森ノ宮ピロティホール、愛知・刈谷市総合文化センターなどで上演される。
最終更新:9月13日(金)8時0分