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試験操業再開の魚介類 店頭に
9月26日 12時18分

試験操業再開の魚介類 店頭に
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再開された福島県沖での試験的な漁で水揚げされた魚介類の販売が、26日から始まりました。

福島県沖での試験的な漁は、汚染水問題を受けて一時中断され、およそ1か月ぶりに25日に再開しました。
魚介類が水揚げされた福島県相馬市の松川浦漁港では、久しぶりの活気に包まれ、午前7時から漁協の関係者や卸業者が毛ガニやスルメイカなど、およそ1500キロの魚介類の出荷作業に当たりました。
水揚げされた魚介類は、漁協が放射性物質の検査を行い、安全を確認してから出荷されることになっていて、漁協によりますと、今回水揚げされた11種類の魚介類からはいずれも放射性物質が検出されなかったということです。
出荷された魚介類は早速、地元の小売店などの店頭に並び、このうち相馬市のスーパーマーケットでは、午前9時半の開店と同時に買い物客たちが生鮮食品のコーナーを訪れ、検査証明書を見たり、鮮度のよさを確かめたりして、買い求めていました。
福島県沖で取れた魚介類は、27日は仙台で、28日には東京の市場でも取り引きが行われる予定です。
カニを3パック買い求めたという79歳の男性は、「やっぱり地元のものは新鮮でいいですね。汚染水の問題は心配ですが、しっかり検査されているので、安心して食べられます」と話していました。

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