ソフトバンク一問一答:孫社長「ドコモのアイフォーン、4、5年前なら壊滅的。今はリスクほぼ無し」

2013年09月30日

ソフトバンクの孫正義社長=東京都内で開かれた新製品発表会で2013年9月30日、岡礼子撮影
ソフトバンクの孫正義社長=東京都内で開かれた新製品発表会で2013年9月30日、岡礼子撮影

孫社長:あまり興味なしということです。少しは扱うかもしれないが、主流とは思えない。

Q:5sの在庫については。また、5sと5cの販売比率は。

孫社長:5sは、世界的に品不足の状況が続いているようだ。特にゴールド、シルバーが品切れ状態で、予約をしても、だいぶお待たせする期間が続くのではないかという見通し。5cは在庫は潤沢で、世界的に見ても日本でもそう。sの方が、より人気があるというのが実態だと思う。割合についてはコメントを控える。

Q:ドコモのアイフォーンが出て、顧客流出への影響は

孫社長:ドコモがアイフォーンを出すと、どのくらい解約が出るか、4、5年前から何度もシミュレーションしてきた。4年前だったら、壊滅的な打撃を受けただろう。3年前なら、それが少しはやわらぐけれど、かなり大変だったと思う。現在、1カ月に10億回、3社のユーザーがスマホでネットワークの接続テストをして、つながりやすさ、速度で1番になった。われわれのネットワークが不満で、同じ端末なのにドコモに流れていくというリスクは、ほとんどなくなった。実際に販売されてみて、雪崩をうって、お客さんが逃げていくことは、そんなにはなかったということが確認できたと思う。

 月によって、各社がキャンペーンをして、どこかの会社が2、3週間勝つということがあるかもしれないが、どこかが価格を下げると1日もたたずに、マッチングしてくるという厳しい状況が続いている。価格においても、それほどの差は出しようがない。端末も同じものがそろった。ネットワークの良さが差になるということは、各社の社長が最近、コメントをし始めている。ですから、今日はネットワークはうち(ソフトバンク)が1番だったと説明した。(つながりやすさを)同じ端末で早速調べてみて、ドキドキしたが、1番が出て胸をなでおろした。日本では、ユーザーベースで3社が拮抗(きっこう)する状況が、これから当分(続くと)考えられる。従って、端末の差というより、ネットワークとサービスとコンテンツに戦いの主軸が移っていくのではないか。

最新写真特集

毎日新聞社のご案内

TAP-i

毎日スポニチTAP-i
ニュースを、さわろう。

毎日新聞Androidアプリ

毎日新聞Androidアプリ

MOTTAINAI

MOTTAINAIキャンペーン

まいまいクラブ

まいまいクラブ

毎日ウィークリー

毎日ウィークリー

Tポイントサービス

Tポイントサービス

毎日jp×Firefox

毎日jp×Firefox

毎日新聞のソーシャルアカウント

毎日新聞の
ソーシャルアカウント

毎日新聞社の本と雑誌

毎日新聞社の本と雑誌

サンデー毎日

サンデー毎日

週刊エコノミスト

週刊エコノミスト

毎日プレミアムモール(通販)

毎日プレミアムモール(通販)

毎日新聞のCM

毎日新聞のCM

環境の毎日

環境の毎日

毎日新聞を海外で読む

毎日新聞を海外で読む

日報連

日報連