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【モータースポーツ】

【その他2輪】72歳・岡田満陽、27年ぶり2勝目! 第31回全日本四十雀トライアル

2013年10月1日 8時50分

27年ぶり通算2回目の優勝を飾った岡田満陽(カメラ=藤田秀二)

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 「第31回全日本四十雀トライアル」が28、29の両日、大会史上初めて瀬戸内海に浮かぶ風光明媚(めいび)の島、岡山県笠岡市の白石島で行われ、岡田満陽(72歳/シェルコ)が優勝、通算2勝目を挙げた。

 四十雀トライアルは、鳥の四十雀(しじゅうから)と「40歳から」をかけた、40歳以上のライダーのためのトライアル大会。最高齢の参加者=今回は藤沼平八郎(80歳/ガスガス)を基準に1歳若いごとに減点1のハンディが付けられる。

 優勝した岡田は今回減点8のハンディがあり、大会前は「オールクリーン(全セクションを減点0で走破)は困難な年齢になっちゃった〜」とコメントしていた。ところが、大会当日は12セクション×2ラップの合計24セクションをなんと足着き1回だけの減点1で走破。ハンディを足して減点9となるも、見事に2度目の勝利を手にした。

 「瀬戸内海の島でトライアルをするのは今回が初めてですが、新しい感じの四十雀は、以前に出場したことがあるツーリングトライアル大会のようで島内のコースやセクションを走るのが面白かった。86年に45歳で初優勝してから27年ぶりの優勝は感無量です」と岡田は笑顔で語った。

 なお、四十雀で“神様”と呼ばれ、優勝経験も豊富な堀内浩太郎(86歳/ヤマハ)は07〜09年は「世界マスターズレガッタ」の80歳以上シングルスカル(1人乗りボート)で3年連続優勝するなど、ボートでの活躍や実績が認められて、29日に行われた「第8回日本スポーツグランプリ」(日本体育協会主催)の受賞者として授与式に出席するため、やむなく今大会は欠場した。(藤田秀二)

 

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