−芸能文化の広がる都市に− 雑誌『上方芸能』
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2000年8月発行 『上方芸能』137号紹介
《特集》 陽がまた昇る 上方歌舞伎
雑誌『上方芸能』 137号
上方歌舞伎の今立っている地点を明らかにし、再創造にむけて継承するもの、新たに生み出していくものを問う!

特集
  • 人間のドラマを等身大に描く ― 上方歌舞伎の特質と魅力   森西真弓(本誌編集長)
    紹介文歌舞伎ブームと三代目鴈治郎襲名。「忠臣蔵」の演じられ方の東西比較から上方歌舞伎が重点を置く「人間ドラマ」像を考察する。
    近松の原作を深く読解し、その性根を的確に捉え演じる鴈治郎の活動の意味とは。
    役者の世代交代/歌舞伎ブームと三代目鴈治郎襲名/『忠臣蔵』の東西比較/人間ドラマの重視
  • 鴈治郎の挑戦 ― 近松座の目指すもの   中山幹雄(脚本家・近松座文芸部)
    近松の心を現代に生かすことを目指した「近松座」の発足から足跡を辿る。そして新時代の近松劇の展望を考察する。
    近松の心を現代に/発足の経緯/その足跡と成果/肩ひじを張らずに
  • 今に生きる「現代劇」として ― 関西の情緒あふれる中之芝居  今井豊茂(松竹株式会社関西演劇部)
    道頓堀の芝居町で350年余りの間親しまれた「中座」最後の芝居に寄せて。「中座」の歴史と「現代劇」としての歌舞伎の未来を論じる
    中座最後の歌舞伎公演/「中之芝居」への経緯/「中之芝居」の意義と今後
  • 身近な世界への入り口 ― 歌舞伎鑑賞会のあゆみ   本誌編集部
    歌舞伎と鑑賞者をつなぐ掛け橋として果たしてきたその役割を振り返る。学生や若者に間武器を鑑賞する機会を作るという事の意義とは。
    体験型の解説に成果/低料金で本公演と同じ舞台を/入場者拡充を目指して/〔グラフ〕歌舞伎鑑賞教室実施記録(入場者数)/片岡我當さんに聞く ―
  • 明日のスターがここにいる 〈上方歌舞伎塾〉レポート   本誌編集部
    松竹株式会社が人材育成と上方歌舞伎発展を目指して、1997年にスタートさせた〈上方歌舞伎塾〉について。カリキュラムや学びの現場、塾生をレポート。
    充実したカリキュラム/何でも素直に吸収/集中力の高い塾生/新しい上方歌舞伎を
  • ≪各界19氏が展望する≫ 上方歌舞伎 きざす復興への道標
    『コクのある舞台を』 青木繁(歌舞伎研究者)/『観客の育成が急務』 江見士朗(パッケージデザイナー)/『流れをたやさずに』 大西秀紀(歌舞伎愛好家)/『21世紀の上方風情』 葛西聖司(NHKアナウンサー)/『プロデューサー次第』 廓 正子(産経新聞編集委員)/『まずは四優の結束』 上村以和於(演劇評論家)/『テレビからの発信』 河内厚郎(『関西文学』編集長)/『新世紀の飛躍を』 栗山和義(歌舞伎研究家)/『上方歌舞伎という文化』 児玉竜一(東京国立文化財研究所芸能部)/『河内型の復活を』 権藤芳一(演劇評論家)/『五人の若手に期待』 清水一朗(歌舞伎学会運営委員)/『口惜しさがバネになれば』 西村彰朗/『関西育ちの書き手を』 野村喬(演劇評論家)/『安心して期待』 肥田晧三(元関西大学教授)/『上方の一座を確立する』 福島秀治(演劇ジャーナリスト)/『上方歌舞伎は上方役者で』 藤井康雄(演劇評論家)/『実力のある役者の抜擢を』 宮辻政夫(毎日新聞学芸部編集委員)/『上方歌舞伎塾生の成長を望む』 山田庄一(演出家)/『楽しい歌舞伎』 わかぎえふ(女優・エッセイスト)
  • 上方歌舞伎・俳優名鑑 ― 新世紀を担う49人
    上方歌舞伎分野での活躍が顕著であると認められる俳優49人を50音順に紹介。観劇の参考にどうぞ。
    1. 本名、2. 生年月日、3. 師匠、4. 入門、5. 初舞台、6. 芸歴など参考データが満載!
シリーズもの
  • 人間国宝−芸と人 12  〜各芸能の人間国宝を写真と文章で紹介〜
    中村鴈治郎   「上方歌舞伎に生きる」 ― 水落 潔(演劇評論家)
  • 花形クローズアップ 27  〜各芸能の魅力と次代を担う人物たちのインタビュー〜 「目標は守備範囲の広い役者」 片岡愛之助(歌舞伎俳優)   ききて=広瀬依子
  • この人の日々  〜各界で活躍する人たちの「こんな日」を紹介〜

    ★二十一世紀の筑前琵琶の世界を担い、その普及につとめる奏者の田中旭泉さん
    ★〈TOPPA!〉旗揚げ公演で『釣狐』を披いた狂言師の茂山宗彦さん
    ★第五回ニッセイ・バックステージ賞を受賞した文楽小道具担当の和田時夫さん
    ★国立演芸場二十周年記念の大衆芸能脚本コンクール・落語部門で優秀賞を受賞した落語作家のくまざわあかねさん
    ★金井重工業株式会社代表取締役社長、大阪NPOセンター代表理事、日経連常任理事と三足のわらじを履く金井宏実さん
    ★三重県の民謡・音頭を集めたCDを発売した伊勢萬歳師の村田清光さん
  • エッセー 好きなせりふ 41  〜そっと教えるステキなせりふとそれにまつわるお話〜
    「畳の上で死んだほうがええ」   甲斐道太郎(学校法人池坊学園理事長)
    「難波津に咲くやこの花、楽正はん」   山村楽正(日本舞踊家)
  • 私の自由時間 18  〜多忙な毎日を送る人びとのフリータイム(休日)の過ごし方〜
    ◆ 船長の休日
    清家将之(大阪水上バス株式会社 サンタマリア船長)
    田中 潔(琵琶湖汽船株式会社 ミシガン船長)
    福村裕敏(株式会社パソナクルーザー コンチェルト船長)
  • 身内応援団 3  〜身内ならではの厳しくあまい視点で語る〜
    大地真央(女優)のこと   いとこ・白川公一(株式会社コマ・スタジアム取締役社長)
    娘・梅園紗千(宝塚歌劇団星組)のこと   父・茂山忠三郎(狂言師)
  • 私の撮っておき 24  〜残しておきたい“あのワンシーン”を掲載〜
    田村耕介(人形浄瑠璃因協会・常務理事、大阪市立婦人会館、ピッコロ・シアターなど運営委員)
    岩田直二(演出家)
芸能ジャーナル
  • 上潮ムードのきっかけなるか 上方落語界の最近の動き   中島平八朗(落語評論家)
    『新世紀落語の会』『創作落語の会』それぞれの試みをレポート。
  • 邦楽人口の広がりをめざして 大学邦楽部の現状   伊藤和子(邦楽普及団体「えん」代表)
    非営利邦楽普及団体「えん」の活動と、全国学生邦楽フェスティバルの展望。
  • 地域力を生かした文化政策のゆくえ   中川幾郎(帝塚山大学助教授)
    沖縄の地域文化のパワーとの比較。「伝統的日本文化」ではなく、日本全国の地域文化の総体としての「日本文化」という発想の転換の必要性を説く。
  • 当世たぬき合戦 ― 日本たぬき学会・設立の経緯と今後の展望 ―    小西潤子(日本たぬき学会大阪城代家老[大阪支部長])
    日本たぬき学会、設立の経緯と今後の展望。伝統芸能とたぬきの関係を指摘する新しい芸能視点。

時評

  • 【歌舞伎評】 近松座の方向転換   上田由香利
    五月松竹座公演他。『封印切』『実盛物語』『勢獅子』『西郷と豚姫』『巴御前』『修禅寺物語』『籠 瓶花街酔醒』
  • 【文楽評】 真骨頂示す嶋大夫・清介の「重の井子別れ」   片山 剛
    平成十二年四月公演。『恋女染分手綱』『日高川相花王』『艶容女舞衣』『契情倭荘子』
  • 【演芸評】 上岡の穴は、石田靖に埋めてもらおう。   今村荘三
    ポスト上岡龍太郎=「石田靖の時代」!?新しい喜劇界の「リーダー」的存在は一体誰だ?
  • 【演劇評】 ピッコロ劇団の「からゆきさん」   イマドキ山姥
連載
  • 上方落語ノート 54   桂 米朝
  • 日本芸談録 20
    「美空ひばり『ひばり自伝』」   田辺明雄(文芸評論家)
  • 私の演劇史 13
    「花柳章太郎(二)」   岡崎 文(大阪日日新聞編集委員)
  • 伝統芸能の謎を解く 9
    「天皇陛下万才と吉本の漫才と」   華房良輔(民俗芸能研究家)
    バンザイと漫才は、元をたどれば同じDNA?「千秋萬才」からの民俗的な流れを分析する!
  • 霊感を科学する 41
    「「紙きりマジック」の秘密」   安斎育郎(立命館大学教授)
    HOW TO 紙きりマジック。わかりやすい図解で紹介。これを読んであなたもマジシャンに?
  • 大戦後の旦那はん 新町・堀江廓文章 2  〜戦後、旦那衆の減少で花街の文化が衰微していった実態を検証する〜
       井澤壽治(かみがた活性化研究会・日本ペンクラブ会員)
  • 文学の中の芸能 2  〜文学の中に描かれた芸能の諸相を明らかにする!〜
    「谷崎潤一郎と芸能(その二)」   たつみ都志(武庫川女子大学教授)
    谷崎の古典芸能へのアプローチは自分の美学の琴線に触れたものをピックアップするという傾向をもっていた…
  • 武智鉄二資料集成 29
    「資料28 年譜12(1979年(昭和54年)69才〜1984年(昭和59年)」74才)   権藤芳一
  • プログラム芸能館 〜プログラムも一つの文化 文字から読み解く舞台の側面〜
    「古典新時代」   茂山千三郎(季刊「劇の宇宙」編集長)/小堀 純〈「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」プログラムより 2000年5月13日 国立文楽劇場〉 / 「京の落語の30年」   小佐田定雄〈京都府立文化芸術館開館三十周年記念「第一六三回上方落語研究会」プログラムより 2000年3月3日〉
情報スクラップ

〜各界の動きをお知らせします〜
  • まい・うたある記(1999.4〜2000.6)   川向勝祥
  • 能楽散歩(2000.3〜5)   石淵文榮
  • 歌舞伎・文楽 花ごよみ(2000.3〜5)   紙谷次市
  • 浪界ダイジェスト(2000.4〜5)   芦川淳平
  • 講談・漫才スケッチ(2000.4〜6)   浜 一夫
  • はなしの焦点 NO.53(2000.2〜4)   豊田善敬

追悼

  • 菊棚月清さんを偲ぶ ― 「検校さんの時代は終った」   小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)
  • 吉村雄輝夫さんを偲ぶ ― 「信じがたいままの合掌」   重里正雄(舞踊評論家)


編集前記/芸能ひろば〈読者の舞台評・能・私の趣味〉/関西芸能文化圏「白牡丹図」/バックナンバー案内/京町堀通信/鬼ヶ島日誌/編集後記

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