蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】バレ59号 打点は1282013年10月1日 紙面から
◇DeNA6−3ヤクルトDeNAはブランコの5打点の活躍で逆転勝ち。1−3の5回に左中間へ3ランを運び、7回には2打席連発で、自己最多となる40号2ランを放った。ヤクルトはバレンティンの59号ソロなどで先行したが、村中が踏ん張れなかった。 ◇ 10試合ぶりアーチの喜びに浸れた時間は短かった。3回、ど真ん中に入ってきたカーブを左中間最深部の最上段席まで運んだ。今季最長タイ、9試合のブランクを経ての59号に「久しぶりにバットの芯でとらえることができた。完璧!」と、ご満悦だったのもつかの間だった。 打点王を争うブランコのバットから、5回に3ラン、7回には2ランが飛び出し、一気に6打点差をつけられた。 最初の3ランが頭上を越えていったときは苦笑い。攻守交代の際にブランコとすれ違い、お互い笑いながら指さし合って声をかけ、ライバルとの争いを楽しんでいる雰囲気があった。だが、2発目が右中間席に飛び込んだときにはムッとした表情を隠しきれなかった。試合後は真っ先にベンチを飛び出し、追いすがる報道陣の質問にもほとんど答えず足早にクラブハウスに駆け込んだ。 DeNAは残り3試合。こちらは残り6試合あるとはいえ、6打点差は大きい。打率も2厘差にまで迫られ、3冠どころか2冠も尻に火が付いた。池山打撃コーチは「一発狙いの大振りになっているところはあるが、甲子園の頃の調子の悪さは脱してきた」と言うが、第3、4打席は難しい球に手を出しポップフライ。闘志が空回りした。 ブランコに3安打、5打点を献上したのは村中。小川監督は「1番打たれちゃいけないブランコにあれだけ打たれちゃ…。バレンティンのためにやってるわけじゃないが、勝つためにもブランコを抑えなければいけない」とおかんむりだった。 (竹村和佳子) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|