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【芸能・社会】

あまちゃん 最終回視聴率23.5% BSは「梅ちゃん」超え

2013年10月1日 紙面から

 28日に放送が終了したNHK総合の連続テレビ小説「あまちゃん」(月〜土曜午前8時)の全156回を通じた平均視聴率は、関東地区で20・6%、関西地区で16・9%を記録した。ビデオリサーチ調べで分かった。

 最終回は関東地区が23・5%、関西地区が21・1%、名古屋地区が22・8%、北部九州地区が20・9%。最高視聴率を得た回は、関東では第145回(9月16日放送)の27・0%だった。

 朝ドラの平均視聴率が関東で20%を超えたのは昨年の「梅ちゃん先生」(20・7%)以来。2004年からの10年間では「梅ちゃん先生」に次ぐ2番目の高さ。最高視聴率が27%に達したのは、02年の「さくら」(27・5%)以来だった。

 BSプレミアム(月〜土曜午前7時半)では、全回の平均視聴率が5・5%を記録。BSプレミアムで朝ドラを流し始めた11年4月以降で最高だった「梅ちゃん先生」の4・8%を上回り、こちらでは“梅ちゃん超え”の新記録を達成した。

 朝ドラの視聴率は1990年代前半まで30%台が珍しくなかったが、一日の放送回数の増加、録画機器の普及などで視聴スタイルが多様化。地上波放送の朝ドラ視聴率は近年、10%台の作品が多くなっている。

 「あまちゃん」は、能年玲奈(20)演じるヒロインのアキが岩手・北三陸を舞台に、海女やアイドルを目指して奮闘する物語。驚いたときに使う「じぇじぇじぇ」が流行語になり、ギャグや小道具など「小ネタ」を交えた宮藤官九郎さん(43)の脚本も話題に。東日本大震災からの復興を描いて注目を集めた。

 能年はこの日、NHKを通じてコメントを寄せた。「あまちゃんという作品で天野アキという女の子を演じさせていただいたこと、本当に幸せに思っています。まっすぐ突っ込んでいくのって気持ちいい! 大好きなものに飛び込んでいくのって気持ちいい! じぇじぇじぇ!」と振り返り、「皆さん、本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます」としている。

 「あまちゃん」は、3時間の総集編が10月14日午前8時20分からNHK総合で放送される。

◆サントラはオリコン3位

 最終回効果で、8月28日発売のサウンドトラック「あまちゃん 歌のアルバム」がオリコンのデイリーアルバムランキングで再浮上。最終回当日の28日の売り上げを集計した28日付は、前日の12位から3位へ。29日付も4位をキープした。

 10月7日付週間ランキングでも9位と、2週間ぶりにトップ10に返り咲いた。

 

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