昨日、第1回の「日英安全保障協力会議」を拝聴して来ました。レポートは『軍事研究』に書くことになるかと思います。

写真は安倍総理の基調演説。まあ一般的な話でしたが。
それより興味深いのは英側のパネリストの面々。ポーリン・ネヴィルジョーンズ元国家安全保障・対テロ対策大臣、マーク・スタンホープ前海軍参謀長、ヨーク公アンドルー王子、リチャード・ソーンリー・ロールスロイスジャパン社長、クリスティーヌ・ザイツBAEシステムズ北東アジア社長、マイケル・クラーク王立防衛安全保障研究所長、それに何と言ってもジョン・スカーレット元MI6長官。アメリカからデニス・ブレア元国家情報長官です。
ところで、最近拝読したもののうち、以下2つのエントリーが非常に面白かったので、勝手に紹介します。
▽63.4%(ホワイトホール61番地 ~インテリジェンスを学ぶ) 防衛研究所の小谷賢さんのブログです。秘密保全法案に対するバランスのとれた現実的な視点で解説されています。我々メディア関係者は単純に「反対!」と叫びがちですが、こういうものは何もオール・オア・ナッシングというわけではないと私も思っています。
▽ネトウヨ・陰謀論者の肥やしとなる、自衛隊将官の陰謀論(dragonerの時事斥候) 軍事ブロガーのdragonerさんのヤフー・ニュース版エントリーです。自衛官・元自衛官によるトンデモ陰謀論について、痛快にぶった切っています。例の田母神論文についてももちろん言及されていますが、同論文については私も当時、『軍事研究』で緩く批判させていただたことがあります。
自衛隊のほとんどの方はきちんとされているのを私も知っていますが、たしかに困った人もたまにいますね。
ところで、書き忘れていましたが、先々週の9月17日、CS放送「TBSニュースバード」の「ニュースの視点」で、シリア情勢について解説しました。シリア情勢、相変わらず見通しは暗いままです。
- 2013/10/01(火) 08:26:32|
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