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食品ごみを減らそう

国選の2011年版「世界人口白書」によると、地球上には70億を超える人々が暮らしています。そのうち約9億2500万人が飢えに苦しむ一方で、日本では毎日、多くの食べ残しが捨てられるという現実があります。
これからも増え続ける人口と環境の悪化は、全世界で厳しい食糧危機を招くと考えられています。現在の生活では当たり前になっている「食の浪費」を、この機会に見直してみましょう。

●食べ残しの食品ごみが増えています

出典:京都市環境局「家庭ごみ細組成調査報告書」(2003年)
出典:京都市環境局「家庭ごみ細組成調査報告書」(2003年)出典:京都市環境局「家庭ごみ細組成調査報告書」(2003年)

毎日、私たちの家庭の台所から捨てられている食品ごみ。この食品ごみを大きく分けると、肉類・魚類の骨や卵の殻、野菜の皮と芯といった「調理くず」と、家庭では消費しきれなかった「食べ残し」の2種類があります。

本来であれば、食べることが可能だったはずの食べ残しの中には、まったく手をつけないまま捨てられてしまう食品ごみも含まれます。

食べ残しの量は年々増え続けており、1981年から2002年の間に、家庭の食べ残しの比率が1割以上も増えているというデータもあります。

●食品ごみを減らすために、食べ物をムダにしないコツ!

  1. 必要以上に買いすぎない
  2. 食べきれない量を作らない
  3. 冷蔵庫をこまめにチェックして、消費期限や賞味期限内に使い切る

それでは1~3をそれぞれ詳しく紹介します。

1. 必要以上に買いすぎない

◎買い物リストを作って買いすぎを防止!

買い物に行く時は、あらかじめ何を買うかハッキリ決めてから出かけましょう。まずは冷蔵庫の中身を確認して、具体的なレシピを考えながら買い物リストを作成。買い物リストがあれば、買い忘れや衝動買いを防ぐことができるので一石二鳥です。

◎思わぬ特売品を発見! でもその前に……

もちろん、その特売品が必要な物であれば、迷わず「買い」。けれども、ムリに買った食品について「古くなる前に使い切らないと……」と頭を抱えるのもストレスになってしまいます。いくら安くても、必要なもの以外は目をつぶってやり過ごしましょう。
ちなみに空腹時に買い物に行くと、ついつい食品に目移りして余計なものまで買ってしまいやすくなるので、食事前にスーパーなどに立ち寄るのは危険。日ごろからマイバッグに飴玉をしのばせておけば、空腹の一時しのぎになるので安心です。


2. 食べきれない量を作らない

◎「腹八分目」を心がけて

ついつい料理に多めを作ってしまって、食べ過ぎたり、残したりした経験はありませんか?
健康のためにも、毎日の食事は「腹八分目」が基本。食事をゆっくりかむようにすれば、量が少なくても満腹を感じることができます。ぜひお試しください。

◎それでも残してしまったら……

使い捨てのラップも食品ごみになってしまいます。料理を保存する時には、使い捨てのラップを避けて、洗って繰り返し使えるシリコンラップを使うか、蓋付きの容器に保存するようにしましょう。
もしも適当な保存容器がない場合は、料理の器の大きさに合った皿を上にのせれば、蓋の代わりになります。

3. 冷蔵庫をこまめにチェックして、消費期限や賞味期限内に使い切る


◎ほったらかしの食品は、ごみ予備軍!

冷蔵庫にほったらかしたままの生鮮食品や加工品、調味料などは、消費期限や消費減を過ぎてしまったら、ごみ箱に直行させるより仕方ありません。
日ごろから冷蔵庫の整理・整頓を心がけて、消費期限や賞味期限内に食品を使い切るように気を配りましょう。冷蔵庫チェックをするベストタイミングは、買い物前です。出かける前には冷蔵庫内をサッと見回して、使える食材がないか、逆に切れかけの食材はないか、しっかり確認を。

◎冷蔵庫にレシートを貼るのもおすすめ

冷蔵庫に何が入っているかをチェックするために、買い物先でもらったレシートを、マグネットで冷蔵庫に貼り付けるという方法もあります。
使い終わった食品は、レシートにある食品名の部分にペンで線を引いて消してしまえば、次に買い物をする時の目安にもなります。何よりチェックの度に、いちいち冷蔵庫の扉を開閉する手間が省けて省エネにもなります。


次のページでは、買い物先での食品の選び方について紹介します。>>


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