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住まいの防犯対策 空き巣に狙われない住まい
留守宅に侵入し帰宅した家人を襲う「待ち受け強盗」や、見つかったことで危害を加える「居直り強盗」など空き巣の凶悪化が懸念されている昨今。
警視庁の調べによると平成21年の都内における空き巣(忍込み、居空き含む)の発生件数は6693件。建物侵入窃盗の発生場所は一戸建て住宅が2654件で24.6%、3階建て以下のアパートなどが2959件で27.5%、マンションなどの中高層住宅(4階建て以上)が1285件で11.9%となり、住宅の合計は64%を占めています。またこれらの数字から防犯性が高いと思われがちなマンションでも決して安心できないということが分かります。ではどのような住宅だと防犯性が高く、空き巣に狙らわれにくいのでしょうか。
侵入窃盗の場所別発生状況
空き巣の侵入手段
一戸建て住宅
一戸建て住宅に対する侵入手段は、ガラス破りがもっとも多く、次が無締りになります。
中高層住宅及びその他(3階建て以下のアパートなど)住宅
もっとも多いのはガラス破りですが、無締り、施錠開けの割合が一戸建てよりも多くなります。
意外に狙われやすい条件
近くに遊歩道や公園がある
空き巣実行犯のほとんどは事前に念入りな下見をしています。
近くに遊歩道や公園があると散歩をする人などにまぎれての下見や見張りがしやすくなります。
不審者の存在に注意しましょう。
面格子
一見、防犯上良い設備に思えますが、実は盲点に。
面格子の多くはネジで留めてあるだけなのでドライバー1本で簡単に取り外せます。
喚起などで開けていても、外出の際は必ず施錠しましょう。
外壁まわりに置かれた脚立やはしご
通常2階のバルコニーは侵入が困難ですが、近くに脚立やはしごなど足場になるものがあれば一気に犯行の難易度は低くなります。
どうしても置かなければならない場合は、自転車のチェーンなどで固定しましょう。
高めの塀や植栽
高さが1.4メートル以上ある塀や植栽は、道路からの視線をさえぎるので犯行を助けることにつながります。プライバシーばかりを重視せず、できるだけ低い、または隙間の大きく見通しのよいものがオススメです。
侵入をあきらめる理由
警視庁の調査によると、侵入犯が犯行をあきらめた理由は「近所からの視線」(63%)が圧倒的にトップとなっています。
効果的な防犯手段は「目」・「音」・「光」・「時間」
ご近所の「目」
侵入犯は犯行を日常的に繰り返す「プロ」がほとんど。少しでも「見つかるかも」と思えば実行をあきらめます。
そこでもっとも効果的なのが、ご近所の「目」です。
各住居の塀に防犯ポスターを貼ったり、交代でパトロールなどをして、町ぐるみで防犯に取り組んでいることをアピールしましょう。
防犯砂利の「音」
手軽で効果的な防犯手段に砂利があります。これを家のまわりに敷き詰めた状態で誰かが近寄れば、「ジャリ、ジャリ」という音で侵入を知らせてくれます。その音量は約70dB。電気掃除機や電話のベルと同等ですから相当なものです。
価格は40L(1m²分)で千数百円から。ネット通販やホームセンターで購入可能。
袋から出して撒くだけなので素人でも簡単に設置できます。
センサーライトの「光」
人が近づくと突然光るセンサーライト。家の中やご近所から犯人が見えやすくなると同時に、威圧感を与える効果もあります。電気機器なので配線など設置が難しいように思えますが、屋外にコンセントさえあればOK。付属の金具で外壁などに固定できるものがほとんどです。価格は5000円前後からとリーズナブル。
防犯ガラス(CPマーク付)の「時間」
空き巣の侵入手段でもっとも多いのは、一戸建てでも、中高層住宅でもガラス破りです。しかし、警察庁の侵入犯に対する調べによると、建物の侵入に5分以上かかると約7割はあきらめるというデータがあります。
そこで様々な侵入手口に応じて厳しい防犯性能試験を実施。これをクリアしたガラス、ドア、錠、サッシなどの建物部品には「CPマーク」が表示されています。
CPとはCrime Preventionの頭文字をとったものです。試験の結果、普通の1枚ガラスは25秒で侵入できるところ、防犯ガラスは5分13秒かかりました。
またCPマークのステッカーが貼られたガラス窓は犯行への抑止力にもなります。
カメラ付きインターホン
そのほか最近主流の防犯設備にカメラ付きインターホンがあります。侵入犯は留守宅かどうかの確認にインターホンを押すことがあります。
その際できるなら顔を見られたくないもの。カメラ付きを設置している家は避けたがります。また万一の場合の証拠づくりとして録画機能付きも有効です。
録画機能の有無の価格差は5,000円程度です。
防犯への積極的な姿勢をアピール
ご紹介した防犯手段は視覚的に分かりやすいものばかりです。つまり利用することで防犯への積極的な姿勢をアピールすることにつながります。
空き巣はたとえ未遂に終わっても、家にキズが付いたり、心理的なストレスになったりとなんらかの被害を残すものです。最初から狙われないに越したことはありません。
このようなアピールの積み重ねが、ターゲットから外されるきっかけになります。
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