近江鉄道が導入する「昭和カラー復刻バス」=彦根市内で
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近江鉄道(彦根市)は、昭和後期のデザインを復活させた「昭和カラー復刻バス」の路線運行を七日から、県南部を中心に始める。導入を前に同社は三日、復刻バスを報道関係者に公開した。
座席は三十二あり、乗車定員は七十〜七十五人。車体は薄い緑色を基調に、濃緑と朱色の横線をあしらったデザイン。座席シートは当時と同じ鮮やかな緑色。本年度中に五台の導入を予定し、二台を先行運行する。同社自動車部営業課の藤真実さん(39)は「世代を越えて、より一層バスに親しみを持ってもらえれば」と期待する。
復刻した一台は七日、「バスの日まつり」会場となる、守山市のピエリ守山に停車する路線で運行する。もう一台の路線は検討中。
運行開始に合わせ、限定千部の復刻記念乗車券(一部千円)も用意した。バスの日まつり会場で販売するほか、十三日から県内九カ所のバス案内所でも扱う。問い合わせは同課=電0749(22)3305=へ。
(曽田晋太郎)
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