全日空「ピカチュウジャンボ」が引退　ファンら別れ

　人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターを機体に描いた全日空の特別塗装機「ピカチュウジャンボ」が３０日で引退となり、那覇発羽田行きのラストフライトでは、家族連れや航空ファンらが別れを惜しんだ。

　一部２階建ての機体にさまざまなポケモンが描かれたピカチュウジャンボは午後２時４５分ごろ、羽田空港に到着。駐機場のタラップ下で全日空社員や着ぐるみのピカチュウの出迎えを受けた乗客４４５人は、同機の写真を撮ったり、手を振ったりした。

　全日空は１９９８年から、歴代６デザイン計１０機のポケモン塗装機を運航。子どもたちの人気を集めてきた。