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もしも私たちが家で過ごしている時に災害が起こったら、家の中はどのような状態になるのでしょうか。日頃から災害時の危険を想定して、「どうすればもっと安全になるか」を考え、安全性を高める工夫をすることが大切です。
1995年の阪神・淡路大震災は、早朝の時間帯に発生したため多くの方が自宅で被災しました。 この震災による負傷者は4万3773人。その内、家具の転倒による負傷が全体の半数近くを占めています。このほか、割れたガラスの飛び散りや、荷物で出入り口が塞がれていたために逃げ遅れが発生したケースなども報告されています。普段は安全な我が家も、災害が起こると危険な物でいっぱいになることを覚えておきましょう。
災害が起きると危険でいっぱいの我が家も、日々の生活では気付かないケースが少なくありません。そこで、見落としがちな住まいの危険性について挙げてみました。あなたの家は大丈夫ですか?
本棚やタンス、食器棚などの大型家具が倒れると、打ち所によっては命にかかわることもあります。 さらに、倒れた家具の下敷きになって避難が遅れるケースも。家具や家電の前にベッドなどがないか、家具の配置にも気を付けましょう。
- 家具を金具などで固定する
- L字型の金具を使い、家具を壁に固定する方法が一般的。賃貸住宅などで金具の使用がNGの場合は突っ張り棒で天井に固定します。
- 家具の下にストッパーを設置
- 転倒を防ぐ専用のストッパーもありますが、家具の手前下に板や新聞紙を挟むだけでも前に倒れにくくなります。
- 棚の中身は、重いものを下の段へ
- 本棚や食器棚は、下の段に重い物を入れるようにします。これで重心が下になり、倒れる危険性を低減できます。
地震で本棚の本が雪崩のように落ちてきたり、食器棚のガラス製品が飛び出して散乱したりすると怪我しやすく大変危険です。また、棚の上にTVなどの重い電化製品を置いていませんか? 震度7クラスの地震になると、棚の上にある物が飛んでくるので注意してください。
- 本棚の本は自転車用ゴムで固定する
- 自転車に使われる固定ゴムなどで本棚の両端を結ぶと、本の落下を防ぐことができます。
- 食器棚の中にすべ滑り止めシートを
- すべり止めシートを敷いて食器が動きにくいようにしておけば、食器が破損しにくくなるので安心です。
- 棚の扉にストッパーを設置
- 地震で食器棚や収納棚の扉が開いて、中の物が落下するのを防ぐためにも、棚の扉にストッパーを取り付けましょう。
- 重い電化製品を固定
- 棚の上に置いてあるTVやレンジは、耐震マットやマジックテープでしっかり固定しておきましょう。
割れやすい窓ガラスやガラス製品は地震の大敵。割れると破片が飛び散って怪我の元になりますし、室内の歩行も困難になります。できればガラス製の割れやすい家具などの購入は避けた方が良いでしょう。
- 散乱防止フィルムを貼る
- 窓ガラスが割れてもガラスが飛び散りにくいように、散乱防止フィルムを貼ります。
- カーテンを閉めて散乱防止
- ガラスが割れても、カーテンを閉めた状態であればある程度ガラスの散乱を防ぐことができます。昼でもレースのカーテンは閉めておきましょう。
突然の災害が起こったら、第一にすべきことは身の安全を確保することです。そのためには、家の中の被害を少しでも減らすために、危険な物を整理しておく必要があるでしょう。
不必要な物を処分したり、家具などの置き場所を替えたりするだけで、危険を低減することができます。日頃から整理された家は、いざという時の被害も少ないもの。まずは身の回りの整理から災害対策を始めましょう。
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