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ユニバーサルデザインは家族を幸せにする

ユニバーサルデザインとは、年齢や性別、体の障害の有無に関係なく、誰にでも使いやすいデザインのことです。特に決まった形があるわけではなく、子どもからお年寄りまで利用しやすい製品や設備の形状を指します。
この考え方は、1980年代にアメリカ、ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏の7つの原則によって提唱されました。

ユニバーサルデザイン7つの原則

  1. 誰でも公平に使えること
  2. 利用する上で自由度が高いこと
  3. 使い方が簡単に分かること
  4. 使用する人に必要な情報がすぐ理解できること
  5. 間違えて使用しても危険がないこと
  6. 少ない力で楽に使えること
  7. 利用しやすい広さが確保されていること


・低床バス-小さな子どもだけでなく荷物を持つ人や車イスの方にも便利
・シャンプーとリンスを区別する容器の凸凹-目の不自由な方だけでなく目をつぶっての洗髪時にも区別がつきやすい

子どもも大人も使いやすい取っ手とは?

最近は住宅に関してもこの考え方が浸透しつつあります。たとえば、照明などのスイッチの高さは子どもでも操作しやすい90cm程度(通常約120cm)に、コンセントの高さはお年寄りが腰を曲げなくてもいいように40cm程度(通常約25cm)に、キッチンの流し台の下はイスに座りながらでも作業しやすいようニースペースを設ける、などがあります。

また、ドアの取っ手にも様々な工夫が考えられています。従来のつかんで手前に引くタイプは、

  1. つかむ
  2. ひねる
  3. 引く

と3アクションが必要。

一方、取っ手が縦に長い引き戸タイプなら、

  1. つかんで
  2. 横に引く

の2アクションでOK。しかも取っ手の棒が長いと、背の低い子どもでも高い大人でもつかみやすいというメリットもあります。

ユニバーサルデザインで家族全員が快適に!

ユニバーサルデザインはバリアフリーと混同されがちですが、こちらは障害を持つ方や高齢者など特定の人を対象としているのに対し、ユニバーサルデザインは小さなお子様などがいる家庭など、どのような状況でも対応できるように考慮しています。

この考え方を住宅に取り入れるのに、特に高価な設備を導入する必要はありません。設計担当者と生活動線をよく話し合ったり、日用雑貨を吟味すれば、出費を抑えながらも家族全員が暮らしやすい家が実現できるはずです。

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