国連人権理事会:シリア化学兵器使用の非難決議採択
毎日新聞 2013年09月28日 11時36分
【ローマ福島良典】国連人権理事会は27日、シリアにおける化学兵器の使用を非難する決議を賛成40、反対1、棄権6で採択した。決議は人権侵害と国際法違反、化学兵器攻撃で民間人多数が死傷した首都ダマスカス郊外などでの虐殺を「強く非難」。関与した者の責任追及を強調した。
また、シリア政府に対し国連の人権調査委員会の入国と現地調査を認めるよう求め、反体制派に国際人道支援要員の活動を妨げないよう要求している。