安藤裕子が１３年ぶり女優復帰…大泉洋の映画でヒロイン

　１３年ぶりに演技に挑戦する安藤裕子

　シンガー・ソングライターの安藤裕子（３６）が、俳優・大泉洋（４０）が主演する映画「ぶどうのなみだ（仮）」（１４年秋公開）でヒロインを務めることが２９日、わかった。安藤が演技を披露するのは１３年ぶりだ。

　安藤が演じるエリカは、北海道・空知地方でワイナリーを営むアオ（大泉）、ロク（染谷将太＝２１）の兄弟の前に突然現れる不思議な女性。三島有紀子監督は「安藤さんの歌詞を聞いていて、この映画の世界を共有してもらえるかもしれないと思いました」と起用の理由を説明した。

　安藤は０３年の歌手デビュー前にドラマ「池袋ウエストゲートパーク」（００年）などに出演した経験があるが、演技は１３年ぶり。歌手デビュー後は初めての俳優業挑戦だ。

　かつて憧れたという銀幕の世界で安藤は「私も映画が好きだと自信を持って言えるよう、がむしゃらに走るのみです」と気合の熱演。大泉も「ナチュラルな雰囲気を持っていながら、息を飲むほど美しく鮮烈な印象を残す」と女優・安藤裕子に太鼓判を押していた。

　安藤は１０月２日にアルバム「グッド・バイ」を発売、同２７日からはツアーを開催する。