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レール補修現場任せはJR北海道だけ10月1日 4時27分
JR北海道は、問題のあるレールの補修を現場任せにしていましたが、ほかのJR各社は、現場以外の別の部署が補修の実施状況を確認していて、国土交通省は、なぜJR北海道だけがチェックの仕組みを築けなかったのか詳しく調べています。
JR北海道では、レールの補修を直接担当する「保線管理室」が、補修が完了したかどうか、複数の管理室を束ねる「保線所」や本社に報告する義務がなく、現場任せになっていたことが国土交通省による会社への特別保安監査で明らかになりました。
補修の実施状況について、ほかのJR各社では、JR西日本と九州が「保線管理室」から、より上の「保線区」に定期的に報告させているほか、JR四国も月に1度、各「保線区」から本社に実施状況を報告させています。
またJR東日本と東海は、主に関連会社が補修を担当していて、契約どおりに作業が行われたか、各「保線区」が検査しています。
このため国土交通省は、なぜJR北海道だけが現場任せのまま補修の実施状況をチェックする仕組みを築けなかったのか詳しく調べています。
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