Updated: Tokyo  2013/10/01 03:46  |  New York  2013/09/30 14:46  |  London  2013/09/30 19:46
 

8月の鉱工業生産は2カ月ぶり低下-経産省判断「緩やかな持ち直し」

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  9月30日(ブルームバーグ):8月の日本の鉱工業生産指数 は前月比で2カ月ぶりにマイナスとなった。下落率は予想を上回った。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械工業などがマイナスとなった。先行きは上昇が見込まれており、経済産業省は「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」との判断を示した。

同省が30日発表した鉱工業指数速報(季節調整済み、2010年=100)によると、8月の生産指数は前月比0.7%低下の97.2となった。ブルームバーグ・ニュースによる事前調査では、エコノミストの予想中央値は同0.3%低下だった。

先行きの生産動向を示す製造工業生産予測指数は、9月が前月比5.2%上昇、10月は同2.5%上昇が見込まれている。

みずほ証券の末広徹マーケットエコノミストは事前のリポートで、前月比で2カ月ぶりの減産を予想した上で、「前月比では増産と減産を繰り返しているものの、ならしてみれば緩やかな増産基調が継続するだろう」とみていた。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 小坂紀彦 nkosaka1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Paul Panckhurst ppanckhurst@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/30 09:06 JST

 
 
 
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