被爆者団体、がれき受け入れ反対 長崎市被爆者団体「長崎県被爆者手帳友の会」会長の井原東洋一長崎市議は22日の市議会議会運営委員会で、長崎市の被爆者5団体が、東日本大震災のがれきを市で受け入れることに反対する方針を明らかにした。 井原市議によると、5団体は21日の会合で「がれきは地元処理が原則だ。放射性物質が降り注いだ危険性のあるものを分散させるべきではない」との意見で一致したという。 井原市議は記者団に「被爆の苦しみはよく分かっている。今まで苦労した分、発言する権利がある」と述べた。 長崎市議会は、市にがれき受け入れを求める決議を4月1日に可決する見通し。 【共同通信】
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