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国際
死後9年、異例の早さで「聖人」 ヨハネ・パウロ2世、来年4月に
2013.9.30 20:00
先々代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世(在位1978~2005年)を、カトリック教会で最高の崇敬の対象とされる「聖人」とする列聖式が来年4月27日にバチカンのサンピエトロ広場で執り行われることが30日、決まった。ヨハネ23世(同1958~63年)も同時に聖人となる。
法王フランシスコが30日、バチカンで開かれた枢機卿会議で発表した。世界中の信者から敬愛されたヨハネ・パウロ2世は、死後9年という異例の早さで聖人となる。
聖人となるには通常、その人物が死後に起こした奇跡の認定が必要。ヨハネ・パウロ2世は聖人の前段階の「福者」に列せられた2011年5月1日、コスタリカの女性が病気から回復した出来事を奇跡と認められた。ヨハネ23世については、法王により奇跡の認定が免除された。(共同)
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