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2012グラビアアイドル ランキング

2012.11.25 UpDated

★2012年間ランキングが決定しました!


はじめに

グラビア系アイドルの人気を客観的に評価するため、主要週刊誌11誌の表紙登場回数、及び、表紙・グラビア等での扱いを点数化し、ランキングを作成しました。

なお、当ランキングの1ポイントには、約1千万ページビュー、或いは、約2億円分の広告効果があると推測しています(2004年度)。


2012グラビアアイドル ランキング【確定版】

【総得点TOP50】

【註】得点は下記の通り付与
  ■表紙=3 ピンナップ=2 袋とじ=2
  ■グラビア巻頭or6頁以上=3、4〜5頁=2、2〜3頁=1

【Tips】ランキングの楽しみ方
一見無意味に見える数字。でも、例えば2点差なら、「あと1回表紙に登場すれば3点加算で逆転できるな」などと考えれば、好きなグラドルを応援する楽しみが増えますヨ。


【表紙登場回数BEST20】

★「登場」は雑誌総登場回数


【雑誌登場回数BEST20】

★「登場」は雑誌総登場回数


月間賞

アイドル得点アイドル得点
12AKB4849三根  梓
前田 敦子
19
AKB4828柏木 由紀47
NMB4844AKB4836
渡辺 麻友43吉木 りさ
AKB48
23
柏木 由紀3610指原 莉乃18
前田 敦子1411渡辺 麻友37

 


講評など

年間ランキングの講評

【1】ベストテン編
2012年を制したのは、3年連続でAKB48。年間得点こそ昨年の2/3に減らしたが、それでも2位に100ポイント以上の差をつけての圧勝。年間三連覇は1996-1998年の広末涼子、2007-2009年の南明奈と並ぶタイ記録。来年度は前人未到の四連覇に挑戦する。
2位は純粋グラドル女王の吉木りさ。昨年の3位から一歩前進して実質トップの2位に躍進。159ポイントは史上5位タイの高得点で、2位のポイントとしては新記録を樹立。
3位は11月に怒涛の捲りを魅せたAKB48序列2位の渡辺麻友。初の年間ベストテン入りを好成績で飾った。4位は一昨年2位、昨年7位の前田敦子が再浮上。昨年2位の柏木由紀は今年は5位に後退も3年連続ベストテン入り。
6位にはNMB48が10位のSKE48とともに、AKB48姉妹グループとしては初のベストテン入り。7位には色々やらかしてくれた指原莉乃が初のベストテン入り。総選挙4位・オリコン1位と実は大アイドルである。8位は昨年4位の武井咲が2年連続ランクイン。9位の剛力彩芽はポスト上戸彩二番手として初のベストテン入り。
AKB寡占下で余り目立たないが、実は今年も10組中5組が入れ替わる激動の一年であった。この中でAKB48本体が4年連続、前田敦子と柏木由紀が3年連続ベストテン入りと根強い人気を誇っている。
また、今年のAKB48グループ寡占率は7割と昨年より1議席減少した。とはいえ、1ポイント差の11位に大島優子と松井玲奈が居るので、誤差の範囲とも言える。また、来年は下がるのか上がるのかは、現時点では予想がつかない。AKBのパワーが落ち始めているのは確かだが、来年ベストテン入りが確実と思われる非AKB系はももクロくらいしか見当たらないのも実情。相対順位ではまだまだAKBの天下が続きそうな気配である。

【2】TOP50編
ベスト20では、ももいろクローバーZがベストテンまであと一歩のところまで急上昇。また、佐山彩香、篠崎愛、杉原杏璃の純粋グラドルも初のベスト20入りを果たした。AKB48公式ライバル乃木坂46も17位まで躍進。ちなみに20位までのAKB占有率は6割で、昨年の7割より2議席分減少。
ベスト30では、CMでブレイクしたトリンドル玲奈、今年最もブレイクした三十路グラドルの壇蜜、NMB48のリーダー山本彩、少年3誌合計では10位にランクインした有村架純が初のベスト30入り。一昨年3位から昨年95位まで急降下した小池里奈も女子大生になりグラビアを再開し22位まで復活。
TOP40では、川島海荷、川口春奈、夏菜といった女優系グラドルと、超絶美脚でブレイクした菜々緒、横山由依&渡辺美優紀のNMB48勢が初のTOP40入り。
今年初めて発表したTOP50では、今最もエロいと評判のグラドル佐々木心音、モデル系女優の桐谷美玲、日南響子などの活躍が目立った。

AKB48グループは、ベストテンに7組(前年比▲1)、ベスト20に12組(同▲2)、ベスト30に15組(同▲2)、TOP40に19組(同▲1)、TOP50に19組(同▲3)ランクインさせており、昨年度より寡占率は下がったが、それでもざっとグラビアの三分の一がAKB系である。もはやAKBアイテムと化した雑誌は、このまますがり続けるしかないのだろうか。いや、たぶんないのだろう。毎年同じようなことを書いているが、AKBブームが収束した時、数誌が休刊になる可能性が高く、そうなるとグラビアランキングも存亡の危機に立つことになる。そう、実は当ランキングも最早AKBと一蓮托生になってしまったのである。

【3】登場回数編
表紙登場回数は、AKB48が3年連続で1位。しかし仏恥義理だった過去2年とは異なり、今年は渡辺麻友も同じ18回で首位を分け合った。
雑誌登場回数では、AKB48が3年連続して3ケタを記録。単純計算で毎週必ず2誌に登場していたことになる。吉木りさの53回もAKB以前なら仏恥義理の年間1位水準。こちらも毎週どこかに登場していた計算になる。
また、佐山彩香が4位タイ、杉原杏璃が9位タイと、ともにベストテンに入る大健闘。壇蜜先生も11位タイに入るなど、こちらでは純粋グラドルの活躍が目立った。

月間賞は過去2年間AKBグループが独占してきたが、今年は3年ぶりに非AKB系の三根梓と吉木りさが月間1位を獲得。次年度はAKB寡占に本格的に穴が開くのか、こちらも注目していきたい。

2012各誌1位

誌名アイドル誌名アイドル
週プレ  AKB48   フラッシュAKB48   
ヤンマガ 渡辺 麻友フライデーAKB48   
ヤンジャンAKB48   少年マガ ももいろクローバーZ
スピリッツ柏木 由紀少年サンデAKB48   
ポスト  剛力 彩芽・AKB48少年チャンNMB48   
現代   澤山 璃奈         

今年もAKB48が寡占状態。誌数も昨年同様で11誌中6誌。これに渡辺麻友と柏木由紀とNMB48を合わせるとAKBグループとしては8.5誌を制したことになる。非AKB系では、剛力彩芽が武井咲に代わり1誌で首位獲得。ももクロも最も部数の多い少年マガジンを制し、次年度は更なる飛躍が期待される。独自路線を行く週刊現代の今年の1位はセミヌードグラビアが話題になった澤山璃奈。

地区別分析

上位10人の11誌別順位分析(@=ベストテン圏外で登場)。AKB48は登場誌数が昨年の10誌から8誌に減少。こちらでも退潮傾向が見られる。
年代別では、NMB48が少年誌でトップに立ち、AKB48の3年連続全年代完全制覇を阻むというサプライズが発生。果たしてこれは終わりの始まりなのだろうか?
上位10人をパターン別に見てみると、柏木由紀までの上位5組は全年代で満遍なく強い絶頂型。
NMB48は初のベストテン入りながら、人気後退期に現れる少年誌・青年誌が強く一般誌が弱い完熟型となっている。これは、もう人気のピークが来ているということだろうか。
指原莉乃と武井咲は青年誌と一般誌が強い典型的な新進型。
剛力彩芽は、少年誌と一般誌が強く青年誌が弱いベテラン型。グラドルとしてのブレイクは今年だが、女優歴は長いことを反映しているのか。SKE48は少年誌が大票田の女優型分布。


制作基準について

1.調査対象
『週刊プレイボーイ』『週刊ヤングジャンプ』(集英社)、『週刊ヤングマガジン』(講談社)、『週刊ビックコミックスピリッツ』(小学館)、『週刊ポスト』(小学館)、『週刊現代』(講談社)、『FLASH』(光文社)、『FRIDAY』(講談社)、『少年マガジン』(講談社)、『少年サンデー』(小学館)、『少年チャンピオン』(秋田書店)の11誌を調査対象に選定。なお、2008年度までは、休刊した『ヤングサンデー』を加えた12誌調査だった。

2.標本選定理由
メジャーな週刊誌11誌を対象としたのは、マニアではなく一般大衆の人気度を調査するため。

3.ランク付け
表紙登場回数のみをカウントしたチャートと、扱いを点数化し累計したチャートの2種類を作成する予定。当面、表紙を最重要視するが、制作していく過程で方針が変更となる場合もありうる。

4.得点付与方法
得点は下記の通り付与。配点はオーストリア学派の限界効用説に基く。
 ■表紙=3 ピンナップ=2 袋とじ=2
 ■グラビア巻頭or6頁以上=3、4〜5頁=2、2〜3頁=1

5.集計期間
2008年度より、週間ランキングとの親和性を高めるため、集計期間を原則12月1週〜11月最終週に変更。
ちなみに2007年度以前は、各誌の年度1号〜最終号を集計対象としていたため、週間ランキングの累積と年間ランキングとの間に多少の差があった。2008年度以降は両者は一致している。

【参考】各誌プロフィール

誌名発行部数ターゲット
プレイボーイ2220〜29
ヤングマガジン64?
ヤングジャンプ6420〜29
スピリッツ2220〜29
週刊ポスト5035〜44
週刊現代5830〜39
FLASH2225〜34
FRIDAY3130〜39
少年ジャンプ284小中学生
少年マガジン141
少年サンデー53中高生
少年チャンピオン28中高生
日本雑誌協会(「マガジンデータ」)、全国出版協会(「出版指標年報」)の公開データより作成。
少年マガジンは読者プロフィール未公開のためターゲットは「?」。少年チャンピオンは印刷証明を取っていないので発行部数は出版指標年報に拠った。
「少年…」が10代、「ヤング…」「プレイボーイ」が20代、「FLASH」が30前後、「現代」が30代、「ポスト」が40前後がメインターゲットと分かる。
弊社の予想と比して、プレイボーイとFLASHのターゲットは若く、ポストのターゲットはかなり高かった。
なお、発行部数の差について反映が必要かどうかは検討中。首都圏のコンビニで見る限り、無視して大丈夫と判断しているが…

【参考2】2012年度の11誌の配合比率

11誌の得点総計により配合比率を集計。ちなみに、

■少年誌16%(±0)
■青年誌48%(+3%)
■一般誌37%(−2%)


(2012.11.25現在)


2012.11.25 UpDated

★「15誌調査版」の2012年間ランキングを作成しました!


2012グラビアアイドル ランキング【15誌版・参考記録】

【隔週4誌総合BEST20】

調査概要
昨年に引き続き、ご要望にお応えして、「ヤングチャンピオン」「ヤングアニマル」「ヤングガンガン」「漫画アクション」の隔週発行誌4誌のグラビアを対象に、11誌調査と同様の手法でランキングを作成した。

各誌の1位グラビアアイドルは下記の通り。

2012各誌1位

誌名アイドル誌名アイドル
ヤングチャンピオン吉木 りさヤングアニマル吉木 りさ
ヤングガンガン  吉木 りさ漫画アクション吉木 りさ

4誌調査の講評
吉木りさが4誌完全制覇を達成。純粋グラドル女王としての貫禄を示した。
11誌調査とはかなり様相は違うが、昨年よりは違いが少なくなってきている感じがする。
篠崎愛・杉原杏璃の両巨乳は安泰。佐山彩香、芹那、今野杏南、志村理佳、佐々木心音、鈴木ちなみ辺りが新進勢力として力をつけてきた。ベスト20中AKB系は5組と昨年より1組減。とはいえこちらでも1/4はAKBが押さえている。


【15誌総合TOP50】

ベージュ色は11誌調査より順位を上げているグラドルです。
こちらでは、吉木りさがAKB48に僅差まで肉薄。表紙登場回数では大きく上回ってトップ。篠崎愛、杉原杏璃、松井玲奈がベストテン入りを果たした。逆に武井咲、剛力彩芽、SKE48がベストテンから陥落。
佐山彩香は1ポイント差で惜しくもベストテンに入れず。またAKB系でも、渡り廊下走り隊7とフレンチ・キスは順位を上げているのが面白い。この他、芹那、SUPER☆GiRLS、今野杏南、鈴木ちなみ、和田絵莉などがTOP50に入った。
ベストテンのAKB比率はこちらも7割、ベスト20で55%、TOP40で47.5%、TOP50で44%と、15誌に拡大して合算しても、昨年同様AKBのグラビア寡占状態は揺ぎ無かった。


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