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【プロ野球】

小川単独トップ16勝 最多勝 頂きだ

2013年9月30日 紙面から

◇ヤクルト4−2DeNA

ヤクルト−DeNA 16勝目を挙げ、小川監督(左)と握手するヤクルト先発の小川=神宮球場で(北田美和子撮影)

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 ヤクルトのルーキー小川が6イニング2失点でリーグ単独トップの16勝目。バレンティンが1回に適時内野安打を放ち7回には追加点を挙げた。DeNAはブランコの2点左前打で追い上げたが及ばなかった。

 タイトルをグイッと引き寄せた。燕のライアンことルーキーの小川が、広島・前田健を抜き、ハーラーダービー単独トップの16勝目。広島は残り3試合で、前田健の登板機会はあと1試合が濃厚となり、最多勝の可能性が高まってきた。

 16勝目にして、DeNAから奪う初めての白星だった。「先制点をあげなかったのが良かった」。初回から飛ばし、6回2失点。「最多勝を獲るためでなく、チームのための1勝。勝つためにどういう投球をするか。それについてきてくれれば理想」と涼しげに振り返った。

 28日の広島戦の試合前、そのときハーラートップで並んでいたマエケンから「頑張れよ」と声を掛けられた。その期待に応え、球界を代表する右腕を1つ上回る白星をつかんだ。

 ライアンの次回登板について、小川監督は「5日の広島戦か8日の巨人戦かどちらか」と話した。「17勝ですか? やるからには必ず勝ちたい」と、右腕は力強く言い切った。 (福岡香奈)

<新人の最多勝> 小川が最多勝のタイトルをとれば、1999年の上原(巨人、現レッドソックス)が20勝、松坂(西武、現メッツ)が16勝で獲得して以来、14年ぶり。セ・リーグでは、上原のほか、60年に堀本(巨人)が29勝、61年に権藤(中日)が35勝をあげ新人で最多勝になっている。 

 

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