神戸製鋼所(5406)は30日、約190億円を投じて中国で自動車パネル用アルミニウム板材の製造、販売に乗り出すと発表した。天津市の経済技術開発区に新会社を設立する。大気汚染に伴う中国の燃費規制の強化などで、軽量な自動車パネル材の需要が今後も拡大すると判断した。
中国に自動車パネル用アルミ板材の生産拠点を設立するのは日系のアルミ圧延を手がける企業として初の事例になるという。投資資金は手元資金と借入金でまかなう。
新会社は2014年初頭に資本金約75億円で設立する。天津市は日系自動車メーカー工場が集まり、物流面でのメリットが大きい。工場は16年に稼働し始める予定で、生産能力は年産10万トン。真岡製造所(栃木県真岡市)から冷間圧延したアルミニウムの母材を供給し、現地工場では熱処理や表面処理など精製工程を請け負う。完成したパネル材は日系や欧米の自動車メーカーに提供する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
神戸製鋼所、自動車パネル用、中国
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