【長崎】Ｊ１ライセンスの資格取得に宮田社長も安堵

　Ｊリーグが３０日、２０１４年シーズンのリーグ参加資格を与える「クラブライセンス制度」の審査結果を公表し、今季Ｊ２ライセンスだった長崎がＪ１ライセンスの資格を得た。長崎は現在、初のＪ２で５位と健闘し「Ｊ１昇格プレーオフ圏内」にいて、資格面で昇格の支障はなくなった。

　記者会見した宮田伴之社長は「各方面にご協力いただいた。うれしい」とほっとした様子だった。Ｊリーグからは専用の練習場、クラブハウスの建設を早急に行うことが望ましいとされ、対応方針を連絡することを依頼された。具体的なめどは立っていないが、長崎県を窓口に県内の各自治体と話し合いを進める。

　他の九州勢ではＪ１ライセンスが福岡、鳥栖、熊本、大分に交付された。北九州はＪ２ライセンスと変わらなかった。

　大分、北九州には、債務超過解消の具体的な方法の提出、熊本は１４年度予算編成のＪリーグの事前指導を受けることなど、財務面での是正が通達された。