堺市長選:橋下代表、辞任を否定 維新敗北
毎日新聞 2013年09月29日 23時02分(最終更新 09月30日 07時32分)
堺市長選での敗北を受け、維新の会の橋下徹代表は、都構想への影響について「『堺がなくなる』という誤認に基づく判断だと思う。大阪府・大阪市に影響はない。ただ、僕に対する批判は大きく、それは影響するかもしれない」と述べた。また、「責任は感じている」と述べたが、「また勝たなきゃいけない」と代表辞任などは否定した。
都構想は、府と大阪市が2015年4月の再編実現を目指して先行協議しており、14年秋には構想の是非を問う大阪市の住民投票が予定される。しかし、府と大阪市が8月に示した制度設計案に対しては「効果が乏しい」と批判が噴出。維新は今回の市長選を制して得た「民意の支持」を背景に、賛同を迫る考えだった。敗北で逆風は強まりそうだ。
竹山氏は09年9月の前回選で、当時府知事だった橋下氏の支援を受けて初当選したが、都構想を巡りたもとを分かった。【高瀬浩平、服部陽】