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手こぎボートで7000キロ9月25日 17時1分
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千葉県銚子市を手こぎボートで出発したイギリス人の女性冒険家が、数々の危機を乗り越え、23日、およそ5か月をかけて、7000キロ離れたアメリカのアラスカ州にたどり着きました。
アラスカ州に着いたのは、自転車やカヤックで世界一周を目指しているイギリス人の女性冒険家、セーラ・ウーテンさん(28)です。
ウーテンさんはことし4月27日、潮の流れが適しているという千葉県銚子市の海岸を出発し、太平洋を渡って、カナダのバンクーバーに到着する計画でした。
しかし途中、高波や強風で5回転覆したうえ、悪天候で目的地の変更を余儀なくされたほか、アラスカに着く直前には貨物船と衝突しそうになるなど、数々の危機を乗り越えて、およそ5か月の間に7000キロをこぎきって、23日、アラスカ州に着きました。
ウーテンさんは去年5月にも銚子市を出港してバンクーバーを目指しましたが、悪天候のため、宮城県沖で海上保安庁の巡視船に救助され、今回は2度目の挑戦でした。
航海を終えたウーテンさんは、「心身共に疲れ果てましたが、人生で最も壮絶で記憶に残る5か月間でした」と振り返っていました。
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