二回、ボールとなった高橋周への3球目など、微妙な判定が目についた【拡大】
首脳陣もかばった。中西投手コーチが「(審判の)ゾーンとの兼ね合い(相性)だった。球は良かった。メッセを責めることはない」と言えば、和田監督も「やはり点を取ってやらんと。投手はいつもしんどい状態でマウンドにあがらないといけない」と“見殺し”に苦汁の表情を浮かべた。
この日の5を加え、176奪三振でセ奪三振王は当確ランプ。投球回数(189回1/3)、完封数(3)でもトップと大車輪の活躍だ。ただ米大リーグのスカウトも熱視線を送っており、来季流出の可能性もある。そんななかで、日本に愛想をつかされるような事態だけは、避けたいが…。
「自分のボールは良かった。内野安打で2点を取られて、試合にも負けて…そんな感じ」
上気した顔で吐き捨てた。10月8日の最終DeNA戦(横浜)から同13日のCS2戦目の先発が予定されるだけに、気持ちを何とか持ち直して欲しい。 (長友 孝輔)
(紙面から)