東京電力は30日未明、トラブルで試運転を停止していた福島第1原発の新しい汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」で汚染水の処理を再開したと発表した。
再開したのは、A~Cの3系統のうちC系統。27日午前0時すぎに試運転を始めたが、処理の過程で発生する廃液の排出量が通常よりも大幅に少なくなり、約22時間半後の同日午後10時40分ごろに汚染水処理を停止していた。
東電が原因を調査した結果、付近のタンク内部からゴム製のシートを発見。試運転前に作業で使用したが回収せず置き忘れたもので、東電はシートがタンクの排水口をふさいだのがトラブルの原因と判断した。
ALPSは汚染水から62種類の放射性物質の除去が可能で、政府や東電は汚染水対策の柱の一つに位置付けている。〔共同〕
東京電力、ALPS、福島第1原発、汚染水処理
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