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リチャード・エル・フォルソムさん
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アメリカの買収も成熟してきた
フォルソム
たしかアメリカでも70年代、80年代にかけて「Corporate Raiders」ハゲタカ、というようなイメージがありましたけれども、それは初期の頃の話であって、今ではもう非常に成熟しているんです。アメリカの市場は、800以上というファンドマネジャーがいる中で、多くはわりと地道に投資家のためにコツコツとリターンを着実に実現しているんです。
佐々木
そうですか。どうも報道だけで知るのは、派手な部分が多い。
フォルソム
アメリカの初期の派手な代表っていうのは、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)という会社で、いつでしたか、80年代前半ですかね。RJRナビスコの買収でまず本になって。『Barbarians at the Gate』(邦題は『野蛮な来訪者―RJRナビスコの陥落』)っていう、「玄関に野蛮人が来てるぞ」って。でもそういう本ができるくらい特別な話なんです。
我々の業界の神様みたいな人なんですね、ヘンリー・クラビスっていうのは。実は先々週、日本に来ていて、これは余談ですが、我々に会いたいと言って、来られたんです。僕と笹沼にとって夢のような出来事でした。彼がそこに座って、私がここに座って、いろいろ話を聞いてると、彼らも25年前はああいう感じだったけれども、今は我々とほとんど同じようなことをやっているんです。同じようなフィロソフィーで、同じようなことを同じようなスタイルでやってる、というのが確認できたんですよね。
佐々木
時代を経て、哲学をもった買収になってきた、ということですね。それにしても、神様みたいな彼が、リチャードたちに会いたかった理由は何だったんですか。やっぱりダイエーで注目を?
フォルソム
実は、彼もダイエーのビッダーに入ってたらしいんですけれども、それもあって、今はわりと続々と海外の大手が日本に注目してます。
日本にファンドを立ち上げるか、事務所を開くか、誰かと提携しようとかいう話はわりと今、多くてね。そういう意味で、一緒に投資できる案件があればやろうね、っていう話でしたね。
佐々木
それは嬉しいですね。
フォルソム
非常に嬉しいですね。彼は27年間もやっているけれど、今は60代前半ですかね。まだまだ現役でバリバリに活躍されてますね。
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