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◆大相撲秋場所千秋楽 ○豪栄道(寄り切り)魁聖●(29日・両国国技館) 関脇・豪栄道が大関昇進への足掛かりを作った。西前頭4枚目・魁聖を寄り切って11勝目を挙げた。大関昇進の目安は三役の3場所合計33勝。白鵬を撃破するなど活躍した今場所の勢いを維持し、大関取りへ突き進む。14日目に4場所連続27回目の優勝を決めた横綱・白鵬は、日馬富士との横綱決戦を制して白星締め。日馬富士は10勝に終わった。大相撲九州場所は11月10日、福岡国際センターで初日を迎える。
粘り強く攻めた。豪栄道は魁聖の左前まわしを狙った。左四つになったが194センチ、182キロの魁聖に右上手を肩越しに取られた。「重かった」。頭をつけ、下手投げを打って相手の体勢を崩した。投げの打ち合いで危ない場面もあったが、上手を切って寄り切った。
今場所は1横綱3大関を撃破。三役で11勝を挙げ「満足している」と大関への足掛かりを作った。昨年夏場所以来、2度目の殊勲賞も受賞。「横綱に勝たないともらえないイメージがあるので、三賞の中で殊勲賞が一番価値があると思う」と喜んだ。
故郷に胸を張って帰れる。地元の大阪・寝屋川市に「ふるさと大使」が新設され、第1号として豪栄道が指名された。10月2日に委嘱式が行われる予定だ。「しょっぱい成績で帰ったら寒いんでね」。さらに同部屋で元十両の幕下・城ノ龍が今場所限りでの引退を表明した。この日の朝稽古で胸を出すなどして別れを惜しんだ。はなむけの白星も贈ることができ「寂しいけど頑張ってほしい」と兄弟子に思いをはせた。
北の湖理事長は「いい時と悪い時が極端。安定感が必要。次の場所が大事だ」と注文をつけた。大関昇進の目安は三役3場所で合計33勝。三役での2ケタは2度あったが、翌場所はそれぞれ8勝と7勝。起点は作ったが、まだ「大関取りの挑戦場所」にまで届いていないのが現状だ。
豪栄道は「どんな相手でも同じ精神状態で取れるように、普段から自分を追い込んでいきたい」と課題を挙げた。21歳で入幕して若手ホープと言われてきたが、もう27歳。「30歳を過ぎて強くなれるとは思っていない。勢いのあるうちにね。悔いを残さないように、将来につなげたい」。今場所の勢いに乗って夢をつかむ。
◆豪栄道の三役2ケタ翌場所の成績 12年九州場所、三役で自身初めての2ケタ白星となる11勝。だが翌初場所では2大関を撃破する一方で下位への取りこぼしも目立ち、8勝7敗。今年春場所にも10勝を挙げたが、中日から11日目までの4連敗などが響き、7勝8敗と負け越しに終わった。
(2013年9月30日06時02分 スポーツ報知)
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