NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(全156回)が、28日の放送で最終回を迎えた。東日本大震災の被災地で、ロケが行われた岩手県久慈市では、この日朝の放送でパブリックビューイング(PV)を開催。市民100人以上のほか、山内隆文市長(62)も駆けつけ、それぞれが感無量で見守った。
能年はこの日、昼の放送分の終了直後の午後1時にブログを更新。「半年間、あまちゃんを楽しんでくださった皆様、ありがとうございました。これからもアキちゃんを基盤に粛々とやっていきたいと思います」とメッセージをつづった。
最終回でアキは、親友ユイ(橋本愛、17)とのユニット「潮騒のメモリーズ」として津波の被害から復興した北三陸鉄道のお座敷列車で歌った。最後は2人で波止場を走るシーンで幕を閉じた。ブログにはファンからのコメントが午後7時時点で887件寄せられた。
能年はドラマの公式サイトにもコメントを掲載。最終回で、いいことがあると切れるという手作りのミサンガが切れずに残っているシーンについて「これまで、アキちゃんのミサンガが切れたのは、周りの人たちにいいことが起こるときです。きっと、アキちゃんの大好きな人たちにいいことが待ち受けていて、それが起こるときに最後の1本が切れるのかなって思います。それが、どんなことか私には分かりませんが、なんだかワクワクします」とつづった。
3時間の総集編が10月14日午前8時20分からNHK総合で放送される。平均視聴率は30日に発表。16日に最高視聴率27.0%を記録している。
[2013/9/29-06:03 スポーツ報知]