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復旧工事が完了 いわき・三崎公園内の「番所灯台」
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復旧工事が完了した三崎公園内にある「番所灯台」
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東日本大震災で被災した、いわき市小名浜の三崎公園内にある「番所灯台」の復旧工事が27日に完了し、関係者が船舶の安全航海を願った。
番所灯台は地震でひびが入り、倒壊の恐れがあるため工事を進めていた。その間も点灯は続けた。管理者の福島海上保安部によると、番所灯台の高さは10メートル。約22キロ先の沖合まで照らし、沿岸を航行する漁船などの道しるべとしての役割を果たしている。
県内には、34の灯台があるが、番所灯台の建設は1928(昭和3)年と、塩屋埼灯台(同市)に次いで古いという。震災の影響で、明かりをともすことができていない灯台は、県内では中之作港(同市)の灯台だけとなっている。
(2013年9月28日 福島民友トピックス)
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