製油所の電気設備で火事09月29日 08時06分
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28日午後、仙台市宮城野区の製油所の電気設備から火が出て、男性1人が煙を吸って、けがをしたということです。
28日午後4時前、仙台市宮城野区港5丁目のJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所から煙が出ていると通報がありました。
消防が駆けつけたところ電気設備が入る建物から煙が出ていて、火は、およそ1時間後に消し止められましたが、配電盤が焦げていたということです。
消防によりますと、この火事で、設備の点検をしていた協力会社の32歳の男性が煙を吸ってのどにやけどをし、数日程度の入院が必要だということです。
JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所は、東北唯一の製油所で、原油からガソリンや灯油などの石油製品を生産しています。
現場には、ポンプ車など30台と消防のヘリコプターが出て、製油所の周辺は一時、騒然とした雰囲気になりました。
JX日鉱日石エネルギー仙台製油所の古賀岳文副所長は「近隣の方をはじめ、関係者の皆様に多大なる迷惑をおかけして大変申し訳なく思っています。原因を究明し再発防止につとめたい」と話しています。