ニュース詳細
みずほ 暴力団融資で関係者を処分へ9月30日 0時7分
K10049023811_1309300009_1309300019.mp4
みずほ銀行は、信販会社を通じた暴力団員らへの融資が分かったあとも2年以上にわたって取り引きを解消していなかった問題で、当時の担当役員など関係者を処分するとともに、佐藤康博頭取も報酬の返上などでみずからの責任を示す方針を明らかにしました。
みずほ銀行は信販会社を通じた提携ローンで暴力団員らに230件、総額およそ2億円を融資し、こうした事実が分かったあとも2年以上にわたって取り引きを解消しなかったとして、今月27日金融庁から業務改善命令を受けました。
この問題についてみずほ銀行は、事態を把握しながら抜本的な対策を取らず放置していた責任は重いとして、当時の担当役員をはじめ、関係者の処分を行う方針を明らかにしました。
また佐藤康博頭取もトップとして責任があるとして、みずから報酬返上などを検討する考えで、来月中に具体的な内容を決めるとしています。
みずほ銀行は頭取をトップとする「調査委員会」を社内に設け、抜本的な対策が取られなかった原因など、内部管理体制にどのような問題があったのか明確にすることにしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 暴力団員らに融資 みずほが防止策検討 (9月28日 4時54分) ・ 暴力団員らに融資 金融庁が重点調査へ (9月28日 4時54分) |
[関連リンク] |
|