Share...
29 Sep 2013 14:57

ここから本文です

韓国が白菜の英語名を「チャイニーズ・キャベツ」から「キムチ・キャベツ」に―中国メディア

XINHUA.JP 9月15日(日)15時34分配信

中国のラジオ番組・中国之声「新聞晩高峰」によると、キムチの世界無形遺産への登録を目指す韓国が、国内の関連機関で使用される白菜の英語名を「チャイニーズ・キャベツ」から「キムチ・キャベツ」に変更した。中国寧波網が伝えた。

【その他の写真】

記事はこうした動きに反論。キムチはもともと中国の酸菜(白菜で作る冬季用の漬物)が韓国に伝わり、徐々に今の形になったもので、酸菜を意味する「」という漢字は中国最古の詩篇「詩経」にも記載されていると指摘する。

韓国は「キムチとキムジャン(キムチの漬け込み)文化」を韓国の伝統的食文化だとして、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産への登録を目指している。登録の可否は今年12月にアゼルバイジャンの首都バクーで開催されるユネスコの無形文化遺産委員会で決定する。

中国では韓国が「端午節」「中医」などに続き、再び中国起源の文化を世界遺産に登録しようとしていることに批判が殺到。これに対し、復旦大学の葛剣雄教授は「歴史上、朝鮮半島は相当長い期間、中国中央王朝の一部だった。韓国人はわれわれの代わりに中国文化を広めてくれているだけだ」と皮肉っている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

最終更新:9月15日(日)15時34分

XINHUA.JP

 
コメントリニューアルに関するご意見・ご要望につきましては、こちらからお寄せください。

話題のニュースはBuzzコーナーで!